シュンランは里山を代表する早春の花であるが、近年はシカの食害にあって、多くの自生地から姿を消した。渓流の崖地は、さすがにシカも近寄りにくいようで、かろうじてまとまった群落が残っている。そのシュンランが一斉に花を開いた。 …続きを読む
シュンラン開花

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
シュンランは里山を代表する早春の花であるが、近年はシカの食害にあって、多くの自生地から姿を消した。渓流の崖地は、さすがにシカも近寄りにくいようで、かろうじてまとまった群落が残っている。そのシュンランが一斉に花を開いた。 …続きを読む
久しぶりに海に出てみる。晴れているが北からの風は冷たい。湾岸には渡り途中のコチドリ。 農地にはノビタキの数が増えだした。これから一気に渡りの群れが通過して行く。 防風林には北帰行のジョウビタキが目につく。 外海にはシロチ…続きを読む
丹波より少し遅れて、但馬でもバイカオウンとユキワリイチゲが開花した。 2025.3.26 D7500+90mmMACRO, 10-20mm 3+
気の置けない野遊び仲間と、早春の溶岩流を散策した。この冬にたっぷり降った山の雪解け水が、渓流をパワフルに流れる。今回のお目当てのひとつ、シロキツネノサカヅキモドキは頭を出したばかり。盃になったタイミングで再訪したい。 キ…続きを読む
気温が上がり丹波の早春の花たちを、当地より一足先に楽しんできた。いずれも管理された自生地で、地元の人たちにより手入れが行われている。それでも、盗掘が後をたたないようで、かつての大きな群落も姿を消したらしい。シカの食害だけ…続きを読む
2025.3.4道路際の冬期湛水田の横を走行中、赤い大きなカモが1羽浮かんでるのが見えた。すぐに車を止めて双眼鏡で確認すると、予想どおりのカモだった。アカツクシガモ。図鑑でしか見たことのない赤い大型のカモ。カルガモとマガ…続きを読む
丹後の自生地でフクジュソウが開花した。日当たりの悪い場所には雪がまだ残っていたが、日当たりのよい斜面ではフクジュソウが次々に花を咲かせているタイミングだった。例年はもう少し遅いタイミングで、花のピークが過ぎた感じのを観察…続きを読む
2025.3.10の早朝、深い朝霧の中で28羽のコハクチョウの群れが採餌中。泥に顔を埋めて、クログワイの根でも食べているのだろう。泥だらけの顔で採餌を続けている。ジャバジャバとくちばしを動かす音がする。数日前まで42羽い…続きを読む
海岸の自生地で、ミスミソウが見ごろに開花した。晴れた午後に訪れたが、海風は冷たい。白い花に見えるのはがく片で、今回の観察では八重咲が目立った。このあたりでは見られないが北陸には青い花もある。兵庫県レッドリストBランク。 …続きを読む
コハクチョウの渡去日をチェックするのに、逗留地を訪ねるのが日課になっている。この朝も群れはまだいたが、ふと反対側に目をやると、近い距離にヘラサギがいた。くちばし先端の黄色の割合、風切先端の黒、1月2日以降当地で目撃確認さ…続きを読む