里のアカショウビン

友人の野菜畑のある谷あいの村、朝夕に野菜の世話をしに行くたびに、電線にアカショウビンを見るようになったと写真付きで知らせてくれた。カナヘビやカエルをくわえて、電線に長く止まる様子から、ヒナの巣立ちを促しているのではないかと伝えた。

早朝、私も2度現地にお邪魔して、電線のアカショウビンを観察することができた。1度はペアで止まっていたし、鳴き交わしも聞けた。巣立ち雛が見れるかもしれないねと伝えて数日後、どうやらカラスがヒナをさらっていった様子を地元の人が確認したという。以来、電線にアカショウビンの姿を確認することはできなくなったという。

村人の話では、毎年のように、アカショウビンがやって来ているのだという。来シーズン以降も、注目してみよう。
アカショウビンの生息数は確実に増えてきた。深いブナ林に棲む幻の赤い鳥だった遠い昔から、今では、町に近い里山でも繁殖するようになってきた。

2023.7.21,24 D7500+VR300mmF4.0

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