野鳥

白鳥、雁の飛来続く

隣町の海沿いの農地を久しぶりに巡回。池に3羽のヒシクイ(亜種オオヒシクイ)が浮かんでいるのに出くわした。いつものことではあるが、ヒシクイは警戒心が強い。すぐに飛び立ってしまった。カンムリカイツブリの越冬個体も初認した。 …続きを読む

ミサゴ

落ち鮎の季節である。盆地内の河川中流域で産卵を終えた鮎はそこで命をまっとうする。婚姻色の赤く染まった鮎は、ミサゴ、コウノトリ、サギ、カワウ、カワアイサなどの水鳥たちに、命をバトンタッチする。 2024.11.6 D750…続きを読む

コハクチョウ初認

11月6日、豊岡盆地内でようやくコハクチョウを初認した。早い年は10月初旬に飛来確認するが、今年は一ヶ月ほど遅い。今回のコハクチョウは、早朝の小さな湛水田に不時着した1羽。しきりに空を見上げて仲間を探していた。しばらくし…続きを読む

タゲリとハイチュウ

人それぞれに「冬の使者」がある。私にとってタゲリがそうだ。越冬のために秋の深まりとともにやってくるチドリ。但馬野鳥の会のマスコットにもなっているとおり、六方田んぼの冬景色に似つかわしい冬鳥。越冬の第一陣が六方田んぼに飛来…続きを読む

ノゴマ通過

旅のノゴマが円山川のヨシ原に入った。辛抱強く待っていると、ヨシの陰からオスの赤い喉がチラっと見えた。運良く立木の枝に飛び上がったところでシャッターを切ることができた。オスの喉の赤は鮮烈な印象を与えるが、この赤が見えなけれ…続きを読む

初雁

仲間はすでにチェックしてる今季の初雁(はつかり)、自宅近くの刈田でようやく1羽のはぐれマガンを確認することができた。この時期のマガンは西の越冬地へ向かう渡りのグループで、当地で越冬するグループは12月になって飛来定着する…続きを読む

アトリの大群

アトリの小群を刈田で見かけるようになった。まったく飛来しない年もあるが、ここ数年は毎年大きな群れの越冬飛来が続いている。 日ごとにアトリの群れは増大し、小群は次第に統合されてどんどん大きく膨れ上がっている。今では万羽アト…続きを読む

不思議の国のアリスイ

円山川堤外ヨシ原に、秋渡りの旅鳥が入る季節になった。ノゴマが入っていないか調査に出た朝、目の前をツグミっぽい鳥が横切って飛んだ。一瞬ではあったが、どうもツグミではなさそうに思い、しばらく待ってみた。運良く、視界内の木にひ…続きを読む

エゾビタキ

朝の巡回コースでエゾビタキと出会った。蝦夷の名があるが日本では繁殖しておらず、さらに北のサハリン、ロシア東岸で繁殖する。日本では、この時期に南に渡る旅の途中のエゾビタキを観察するだけである。全身グレーの地味で小さな鳥だが…続きを読む