朝活の始まりはイッシキキモンカミキリから。いつものポイントで、車の陰に広げた椅子に座って桑の木を見上げる。繰り返し観察してくると、このカミキリの行動パターンがだんだんと読めてきた気がする。 クワカミキリのペアもいた。この…続きを読む
ルリボシカミキリ

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
朝活の始まりはイッシキキモンカミキリから。いつものポイントで、車の陰に広げた椅子に座って桑の木を見上げる。繰り返し観察してくると、このカミキリの行動パターンがだんだんと読めてきた気がする。 クワカミキリのペアもいた。この…続きを読む
まともな梅雨が無かった影響で、花見のタイミングも逡巡してしまう。海岸の植物はどうだろうと、観察に向かった。タブノキに着生したフウランは見事に咲いており、いつもより遅い夕刻の時間を選んだおかげで、これまで嗅ぐことのなかった…続きを読む
林道沿いのノリウツギが満開である。よく見ると、花房の中に、おびただしい数の虫が集まっている。その多くはハナカミキリの仲間である。トラカミキリやハナムグリ、蛾も集まっている。 ここまでの画像を見て、「お!」と思った方はおそ…続きを読む
今年も、いつもと同じ桑の木でイッシキキモンカミキリの発生を確認した。初認は7月16日で、樹冠近くで交尾中のペアを見つけた。2回目の観察では、単独個体を1匹見つけただけだった。 2025.7.16,21 D7500+VR3…続きを読む
7月7日、キヌガサタケの観察を終えてから山に向かった。なにか目につく植物はないかと探しながら、ゆっくり林道の高度を上げて行く。通り過ぎてからすぐ、砂防堰堤の下に目立つものに気づいた。車を止め、目的のものに近づく。ラン科の…続きを読む
朝、山に入る前に御告げがあった。早い梅雨明け以来ほとんど雨らしい雨が降らず、どこもかしこもカラカラ状態である。こんな状況で菌類の発生は望めない。しかし、「いますぐ来てください」の衣笠姫の声が聞こえたようで、いつもの竹やぶ…続きを読む
にわか雨が通り過ぎた直後の高所湿原に入った。毎年観察を続けているここのトキソウ、今回は過去最大の開花株数で迎えてくれた。足の踏み場もないほどの、限定された区域ではあったが、美しく開いたトキソウを見ることができた。雨上がり…続きを読む
早く梅雨が開けて、初夏をすっとばして真夏になってしまった。この時期にチェックする神鍋高原の夏のはじめの花たち。 2025.6.26 D7500+90mmMACRO, iPhone-SE 2+
6月終わりの田んぼでは、アキアカネが一斉に羽化します。すぐに彼らは標高の高い山地に上がって、涼しくなるまで過ごします。 ベニシジミは翅がスレてボロボロ。繁殖をめぐる小競り合いが続いています。 友情出演の黄色はモンキチョウ…続きを読む
大幹線林道沿いのササユリが開花した。前回は蕾だったので、美しく咲いたササユリを見ることができた。まだ蕾の株もあったが、この林道沿いではこのポイントでしか見られなくなってしまった。崖の法面はシカも人も近寄れないので生き残っ…続きを読む