夏が終わり、ひとけの無くなった海にクロサギの姿が戻ってきた。岩礁で小魚を捕まえている様子をじっくり観察した。たまたま隣り合わせたアオサギと並んだ写真から、クロサギの大きさが想像できる。シラサギで言えばコサギと同じくらいの…続きを読む
クロサギ

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
夏が終わり、ひとけの無くなった海にクロサギの姿が戻ってきた。岩礁で小魚を捕まえている様子をじっくり観察した。たまたま隣り合わせたアオサギと並んだ写真から、クロサギの大きさが想像できる。シラサギで言えばコサギと同じくらいの…続きを読む
季節になったのでキュウシュウコゴメグサの自生地を訪ねた。植物専門家の仲間より開花株のマーキングをするよう、仰せつかっての探索である。6箇所にマーキング。複数株が発生している場所もあり、株数は8株ほどあっただろうか。丁寧に…続きを読む
神鍋高原のススキ野で、ナンバンギセルが一気に発生した。いつもの観察ポイントではないこの場所を教えてくれた、地元在住のAさんに感謝。 以下、高原に咲き出した秋の花のいくつか。 2025.9.18,23 D7500+90mm…続きを読む
一雨ごとに夏が遠ざかって行く。林道沿いにはいつもの秋の花たちが咲き出した。 2025.9.17 D7500+90mmMACRO,VR300mmF4.0 4+
この時期、林道走行で楽しみにしている花がサンヨウブシ。トリカブトの仲間だが無毒。普通、花の色は青紫であるが、一部の自生地で白花のサンヨウブシも観察できる。白花の近くには、青紫との中間色のピンクの花も見られて美しい。開花時…続きを読む
8月半ばに続き、もう出ていてもいいだろうと思って登った二度目の自生地。影も形もなかった。猛暑少雨の影響なのか、毎年発生を確認してきたオオナンバンギセル発芽しなかった様子。自身の観察タイミングが合わなかったのかもしれないが…続きを読む
休耕田ビオトープの道路の反対側の遠くに、小さなシギが1羽採餌歩行を続けていた。時々何かにびっくりしたように飛ぶ。撮影画像を拡大してヒバリシギと識別した。その気になって湿田を探さないと見つからない旅鳥である。 鳥たちの秋渡…続きを読む
今年のサギソウの開花は遅かった。例年だとお盆には見ごろに開花するが、この夏の酷暑の影響だろう。湿地西の山裾沿いの自生地に24株、湿地内の3ヶ所で2株ずつ、合計30株の開花を確認した。 ミミカキグサとホシクサspは見かけた…続きを読む
7月終わりの氷ノ山大幹線林道を走る。むっとした地上の空気が山中までも混じり込んで、窓を開けて走っても涼感がない。いくつかのポイントで車をとめ、あたりを散策。今季最初のツリフネソウを見つけた。いつものツリフネソウ群生地では…続きを読む
まともな梅雨が無かった影響で、花見のタイミングも逡巡してしまう。海岸の植物はどうだろうと、観察に向かった。タブノキに着生したフウランは見事に咲いており、いつもより遅い夕刻の時間を選んだおかげで、これまで嗅ぐことのなかった…続きを読む