キバネツノトンボ

茎に止まった瞬間だけ開翅が見られる
毛深い、大きな複眼、先端が丸い触角が特徴
マニュアルフォーカスで偶然撮れた「飛びもの」
オスはお尻にハサミがある

5月中旬の高原、キバネツノトンボの生息地を訪ねる。但馬では既知のいくつかの生息地があるが、丁寧に調べれば新たな産地が見つかる可能性もある。トンボの名があるが、ウスバカゲロウなどと同類のアミメカゲロウ目に分類される。ツノトンボ科の中でも本種はとりわけフォトジェニックな姿をしている。

非常にすぐれた飛翔能力を持ち、その飛び方は、今ではドローンと同じような飛びたかと表現すればわかりやすいかもしれない。一瞬ホバリングしたかと思えば、滑るように空中を自在に行き来する。したがって、本種の「飛びもの」撮影は鳥以上に難度が高い。儚い命は、カゲロウに共通。

近くの林にキンラン、チゴユリ。

2025.5.14 D7500+VR300mmF4.0, 90mmMACRO

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