何年間か開花が確認できなかった里山湿地の植生保護柵内で、3株のトキソウの開花を確認した。先行調査の植物専門家S氏は、同じ保護エリアの別の場所でも5株の開花を確認したと報告があった。保護エリア内のサギソウの復活は早かったが…続きを読む
里山湿地のトキソウ

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
何年間か開花が確認できなかった里山湿地の植生保護柵内で、3株のトキソウの開花を確認した。先行調査の植物専門家S氏は、同じ保護エリアの別の場所でも5株の開花を確認したと報告があった。保護エリア内のサギソウの復活は早かったが…続きを読む
前回の下見から一週間が経過したので再訪。開花株をたくさん確認した。逆に、前回開花確認していた種はもうほとんど終わっていて、なかなかタイミングよく観察するのも難しい。アプローチの長いポイントだけに、来年はジャストタイミング…続きを読む
スズメの写真をほとんど撮らない。最も身近な野鳥ゆえのことであるが、ときどきスズメの面白い行動に出会ったときにはレンズを向ける。六方田んぼの小麦転作田では収穫の時期を迎えていた。そんな小麦の実を食べにスズメたちが次々とやっ…続きを読む
コウノトリの繁殖シーズンも終盤を迎えた。豊岡市内には常時50~60羽のコウノトリが生息している。2005年9月に飼育コウノトリ5羽を初めて放鳥して以来、今年で20年を迎える。古い繁殖ペアの営巣地では、新しい若いペアが縄張…続きを読む
下界は梅雨のシトシト模様。悪路の支線を登り切り、幹線林道と合流すると雨雲を抜ける。通行止めが北と南で続いており、ほかに通行する車もいない。開けた場所から低い雲海を見下ろす。北に向かう。途中のササユリポイントではまだ蕾。 …続きを読む
午後遅くから山に入る。登山路脇に、この時期に咲くイナモリソウがお目当て。あちこちで、薄紫色の小さな花を開いていた。 以下、同日レンズを向けた花たち。 2025.6.6 D7500+90mmMACRO, 10mmFE 3+
今シーズンも、ヤイロチョウの営巣期に入ったので、これまでの観察記録を公開する。このポイントでの初認は5月23日。頭上の梢で大きく囀るヤイロチョウ。葉隠の1個体を、わずかに抜けた位置から、ようやく確認することができた。超見…続きを読む
予報に反し雨が降らないので、この時期に確認すべき植物の様子を見にでかけた。アプローチ中にチェックしたテイカカズラ、ヤマツツジ、Aちゃんポイントのサイハイラン。 目的地の手前で林道の工事中。路肩に車を止め、そこから少し歩い…続きを読む
六方田んぼから、堤外ヨシ原で囀るオオヨシキリの声を初認したのが4月28日。以降、日ごとに渡来数は増え、今ではうるさいほどの囀りが河川敷のあちこちから聞こえてくる。兵庫県レッドリストでかつてはBランク種だったのが、2013…続きを読む
年1回の砂浜昆虫探し、今年も食草のハマヒルガオの花の中に、2匹のスナムグリヒョウタンゾウムシを見つけた。個体により体色の違いがあるのと、ほとんどのハマヒルガオの花には入っていないのとで、地味な甲虫ではあるが見つけると嬉し…続きを読む