西但馬の新温泉町の海沿いに立つ人工巣塔で、J0490♂3歳(福田巣塔)、J0386♀4歳(戸島巣塔)の若いペアが初めて繁殖に成功した。若いペアの繁殖は時期が遅くなる傾向があるそうで、9月5日に1羽目が、9月7日に2羽目が…続きを読む
今期最後のコウノトリ巣立

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
西但馬の新温泉町の海沿いに立つ人工巣塔で、J0490♂3歳(福田巣塔)、J0386♀4歳(戸島巣塔)の若いペアが初めて繁殖に成功した。若いペアの繁殖は時期が遅くなる傾向があるそうで、9月5日に1羽目が、9月7日に2羽目が…続きを読む
稲刈りが進む田んぼではサギ、トビ、ツバメ、コウノトリが群れとなってコンバインを追いかけている。飛び出すバッタやイナゴがお目当て。水路で大物を仕留め、あぜ道にあがってこれから食べようというタイミングのダイサギに出会った。 …続きを読む
今年も兵庫県レッドデータAランク種ナゴヤサナエの季節となった。産卵期に河川に出てくるこの時期が撮影チャンス。川岸までのアプローチ道を、仲間と二人で汗だくで草刈り開拓。これまでの観察では、川面をトリッキーに飛翔するシーンば…続きを読む
スズメの写真をほとんど撮らない。最も身近な野鳥ゆえのことであるが、ときどきスズメの面白い行動に出会ったときにはレンズを向ける。六方田んぼの小麦転作田では収穫の時期を迎えていた。そんな小麦の実を食べにスズメたちが次々とやっ…続きを読む
コウノトリの繁殖シーズンも終盤を迎えた。豊岡市内には常時50~60羽のコウノトリが生息している。2005年9月に飼育コウノトリ5羽を初めて放鳥して以来、今年で20年を迎える。古い繁殖ペアの営巣地では、新しい若いペアが縄張…続きを読む
水が張られ、田植えが始まった六方田んぼで、旅の途中のセイタカシギ1羽を見つけた。 百合地巣塔では、三代目となる新しいコウノトリのペアが、前のペアを追い出して縄張を奪った。コウノトリの放鳥が始まってから今年で20周年。古い…続きを読む
いよいよ夏鳥の後半組が渡ってくる。この時期は早朝から林道に入るのが常であるが、仲間と一緒に今期の林道の様子をチェックして回っている。ロングコースの南端からアプローチ。標高1000mを越すあたりの北斜面、例年も残雪が路肩に…続きを読む
コハクチョウの渡去日をチェックするのに、逗留地を訪ねるのが日課になっている。この朝も群れはまだいたが、ふと反対側に目をやると、近い距離にヘラサギがいた。くちばし先端の黄色の割合、風切先端の黒、1月2日以降当地で目撃確認さ…続きを読む
クロジの場所からすぐ近くの急傾斜の高いコンクリート法面で、ハギマシコを観察することができた。急角度の法面には雪が付かず、山水が流れ落ちて苔が生え、そこから小さな植物が生えている。そんな植物の実や、そこに集まる小さな虫を求…続きを読む
最近までツグミの亜種とされていたハチジョウツグミが、種に格上げされた。六方田んぼで1羽のハチジョウツグミを確認。背中の色が灰色で、第一回冬羽またはメスのようである。今冬はツグミの飛来数も少ないが、そんな中で少し珍しいハチ…続きを読む