ルリボシカミキリ

イッシキキモンカミキリ

朝活の始まりはイッシキキモンカミキリから。いつものポイントで、車の陰に広げた椅子に座って桑の木を見上げる。繰り返し観察してくると、このカミキリの行動パターンがだんだんと読めてきた気がする。

クワカミキリ

クワカミキリのペアもいた。この日は、別の山域で虫屋Uさんと昆虫観察をすることになっていて、イッシキキモンの観察はそこそこにして集合場所に移動する。

ヤノトラカミキリ

Uさんが見つけたポイント、エノキの倒木に案内され、初めての観察種であるヤノトラカミキリを見せてもらう。大型のトラカミキリで写欲をそそるフォルムをしている。ヤノトラカミキリの観察は、後日も継続することになるので別途レポートする。

ヤマトタマムシ
オオクモヘリカメムシ

エノキは昆虫に大人気の木の一つである。カミキリはもとより、タマムシもエノキに集まる。大型のヤマトタマムシは珍しい種ではないが、見つけると嬉しくなるのはいつも変わらない。玉虫色の輝きには心ときめく。

ツチアケビ
オニノヤガラ

前に見つけたツチアケビやオニノヤガラは、すでに花期を終え実をつけていた。

オオトラフコガネ
マルガタハナカミキリ

はやくもノリウツギ酒場はすっかり寂れており、隣のリョウブの花に虫たちが集まっていた。

ホソツツリンゴカミキリ
ヨツスジハナカミキリ、ミヤマホソハナカミキリ

地上を這うイケマの花にはホソツツリンゴカミキリ、ミヤマホソハナカミキリ、ヨツスジハナカミキリなどが付いていた。

ルリボシカミキリ

集まった4人の虫好きがリョウブの花の下で談話中、青い影が私の横をゆっくり飛んだ。とっさに右手でそいつを払い落としたら、思ったとおりルリボシカミキリだった。いったん地上に落ちた相手が飛び立っところを、再び右手で払い落として捕獲に成功。貴重な標本として持ち帰る前に、現場で撮影会とあいなった。

なかなかお目にかかれない瑠璃色の美しいカミキリ。標本にするとこの瑠璃色は黒ずんで消えてしまうので、生きている個体の観察機会は貴重である。

2025.7.22 D7500+VR300mmF4.0, 90mmMACRO

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