昨シーズンに続き、私にとっては2度目のヒサマツ観察。今回も、鳥屋からこの時期だけ蝶屋に転身する仲間のガイドでポイントに向かった。15時ごろからブナ林にぼちぼちと登場し始めるが、高速移動するのみで止まって開翅することはない…続きを読む
ヒサマツミドリシジミ

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
昨シーズンに続き、私にとっては2度目のヒサマツ観察。今回も、鳥屋からこの時期だけ蝶屋に転身する仲間のガイドでポイントに向かった。15時ごろからブナ林にぼちぼちと登場し始めるが、高速移動するのみで止まって開翅することはない…続きを読む
何年間か開花が確認できなかった里山湿地の植生保護柵内で、3株のトキソウの開花を確認した。先行調査の植物専門家S氏は、同じ保護エリアの別の場所でも5株の開花を確認したと報告があった。保護エリア内のサギソウの復活は早かったが…続きを読む
年1回の砂浜昆虫探し、今年も食草のハマヒルガオの花の中に、2匹のスナムグリヒョウタンゾウムシを見つけた。個体により体色の違いがあるのと、ほとんどのハマヒルガオの花には入っていないのとで、地味な甲虫ではあるが見つけると嬉し…続きを読む
いつもの小さな峠道の脇にカラムシが繁茂してきた。そろそろかなと葉をチェックすれば、今シーズン初のラミーカミキリの発生を確認した。もうすっかり普通種になってしまった今でも、このライムグリーンと黒のツートンを見ると嬉しくなる…続きを読む
初夏の気配が漂う頃、標高の高い草地ではウスバシロチョウが飛び始める。「生きた化石」とも称されることのある、古い時代からの生き残りである。透け翅が優雅であり、フワフワとエレガントに飛翔する。 後日、別のポイントで、この時期…続きを読む
5月中旬の高原、キバネツノトンボの生息地を訪ねる。但馬では既知のいくつかの生息地があるが、丁寧に調べれば新たな産地が見つかる可能性もある。トンボの名があるが、ウスバカゲロウなどと同類のアミメカゲロウ目に分類される。ツノト…続きを読む
今年も、ユウシュンランの清楚な花に出会うことができた。開花直後のよいタイミングで7株を確認した。昨年は秋に種を採集して、研究機関に預けた。この美しい希少種が生き延びていけますように。 以下、同日観察した春の花たち。 20…続きを読む
残暑が収まり、通過を心待ちにしていた南への旅の途上のアサギマダラが、域外保全のフジバカマの植栽エリアに吸蜜に立ち寄ってくれた。この日は1匹しか確認しなかったが、その優美な姿が美しい。他の蝶も次々に花に訪れている。 202…続きを読む
加陽水辺公園の植生保護地で、今年もフジバカマが咲いた。窓を開けた車でそばを通るだけで、フジバカマの芳香が漂ってくる。スーッとする上品な香り。いろんな蝶が吸蜜にやってくる。アゲハやタテハがよく目立つが、小さなシジミやセセリ…続きを読む
今シーズンは継続して兵庫県レッドリストAランクのナゴヤサナエの生態を記録している。一眼レフのレンズを色々と換えながら、またコンデジやスマホを使って、いかにナゴヤサナエに近づき、かつ背景の生息環境も写し込めるかにチャレンジ…続きを読む