ノリウツギの花は茶色く変わり、寄り付く虫たちの姿もほとんど見なくなった。隣のリョウブは花盛りで、虫たちはこちらにたくさん集まっている。常連の虫たちに混じって、しきりに飛び回る赤いカミキリに目が行った。キヌツヤハナカミキリ…続きを読む
ヤノトラカミキリ

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
ノリウツギの花は茶色く変わり、寄り付く虫たちの姿もほとんど見なくなった。隣のリョウブは花盛りで、虫たちはこちらにたくさん集まっている。常連の虫たちに混じって、しきりに飛び回る赤いカミキリに目が行った。キヌツヤハナカミキリ…続きを読む
イッシキキモンカミキリの撮りためた写真を掲載する。雌雄が出会う場面では、触角で交信しているような行動が見られた。小さなカミキリが不規則に飛び回る様子を撮影するのは難しいが、飛翔写真も載せておく。 同じ桑の木で見かけた昆虫…続きを読む
朝活の始まりはイッシキキモンカミキリから。いつものポイントで、車の陰に広げた椅子に座って桑の木を見上げる。繰り返し観察してくると、このカミキリの行動パターンがだんだんと読めてきた気がする。 クワカミキリのペアもいた。この…続きを読む
林道沿いのノリウツギが満開である。よく見ると、花房の中に、おびただしい数の虫が集まっている。その多くはハナカミキリの仲間である。トラカミキリやハナムグリ、蛾も集まっている。 ここまでの画像を見て、「お!」と思った方はおそ…続きを読む
今年も、いつもと同じ桑の木でイッシキキモンカミキリの発生を確認した。初認は7月16日で、樹冠近くで交尾中のペアを見つけた。2回目の観察では、単独個体を1匹見つけただけだった。 2025.7.16,21 D7500+VR3…続きを読む
早く梅雨が開けて、初夏をすっとばして真夏になってしまった。この時期にチェックする神鍋高原の夏のはじめの花たち。 2025.6.26 D7500+90mmMACRO, iPhone-SE 2+
昨シーズンに続き、私にとっては2度目のヒサマツ観察。今回も、鳥屋からこの時期だけ蝶屋に転身する仲間のガイドでポイントに向かった。15時ごろからブナ林にぼちぼちと登場し始めるが、高速移動するのみで止まって開翅することはない…続きを読む
何年間か開花が確認できなかった里山湿地の植生保護柵内で、3株のトキソウの開花を確認した。先行調査の植物専門家S氏は、同じ保護エリアの別の場所でも5株の開花を確認したと報告があった。保護エリア内のサギソウの復活は早かったが…続きを読む
年1回の砂浜昆虫探し、今年も食草のハマヒルガオの花の中に、2匹のスナムグリヒョウタンゾウムシを見つけた。個体により体色の違いがあるのと、ほとんどのハマヒルガオの花には入っていないのとで、地味な甲虫ではあるが見つけると嬉し…続きを読む
いつもの小さな峠道の脇にカラムシが繁茂してきた。そろそろかなと葉をチェックすれば、今シーズン初のラミーカミキリの発生を確認した。もうすっかり普通種になってしまった今でも、このライムグリーンと黒のツートンを見ると嬉しくなる…続きを読む