季節になったのでキュウシュウコゴメグサの自生地を訪ねた。植物専門家の仲間より開花株のマーキングをするよう、仰せつかっての探索である。6箇所にマーキング。複数株が発生している場所もあり、株数は8株ほどあっただろうか。丁寧に…続きを読む
キュウシュウコゴメグサ

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
季節になったのでキュウシュウコゴメグサの自生地を訪ねた。植物専門家の仲間より開花株のマーキングをするよう、仰せつかっての探索である。6箇所にマーキング。複数株が発生している場所もあり、株数は8株ほどあっただろうか。丁寧に…続きを読む
一雨ごとに夏が遠ざかって行く。林道沿いにはいつもの秋の花たちが咲き出した。 2025.9.17 D7500+90mmMACRO,VR300mmF4.0 4+
今年も兵庫県レッドデータAランク種ナゴヤサナエの季節となった。産卵期に河川に出てくるこの時期が撮影チャンス。川岸までのアプローチ道を、仲間と二人で汗だくで草刈り開拓。これまでの観察では、川面をトリッキーに飛翔するシーンば…続きを読む
仲間の花壇のオミナエシに、色々な蜂が吸蜜に訪れる季節となった。オオセイボウが出始めたとの情報で駆けつけた。オオセイボウは漢字で大青蜂と書く。そのとおりの、大きな青い蜂である。大きいと言ってもスズメバチやアシナガバチに比べ…続きを読む
今夏も、昨年と同じ場所で中村さんに出会った。ナカムラオニグモ、元々、北方系の蜘蛛とされるが、但馬でも継続的な観察が続いている。 観察時間は、たいてい朝の7時半前後。夜行性の本種の、朝帰りの時間帯である。網の中央にいたり、…続きを読む
8月7日が立秋だったが、秋の気配はまったくないまま酷暑が続いている。しかし、命をつないだ虫たちは徐々に姿を消し、つい先日まで観察を続けていたイッシキキモンカミキリやヤノトラカミリもいなくなった。 ヤノトラカミキリのいたエ…続きを読む
ノリウツギの花は茶色く変わり、寄り付く虫たちの姿もほとんど見なくなった。隣のリョウブは花盛りで、虫たちはこちらにたくさん集まっている。常連の虫たちに混じって、しきりに飛び回る赤いカミキリに目が行った。キヌツヤハナカミキリ…続きを読む
イッシキキモンカミキリの撮りためた写真を掲載する。雌雄が出会う場面では、触角で交信しているような行動が見られた。小さなカミキリが不規則に飛び回る様子を撮影するのは難しいが、飛翔写真も載せておく。 同じ桑の木で見かけた昆虫…続きを読む
朝活の始まりはイッシキキモンカミキリから。いつものポイントで、車の陰に広げた椅子に座って桑の木を見上げる。繰り返し観察してくると、このカミキリの行動パターンがだんだんと読めてきた気がする。 クワカミキリのペアもいた。この…続きを読む
林道沿いのノリウツギが満開である。よく見ると、花房の中に、おびただしい数の虫が集まっている。その多くはハナカミキリの仲間である。トラカミキリやハナムグリ、蛾も集まっている。 ここまでの画像を見て、「お!」と思った方はおそ…続きを読む