2013年11月、5年ぶりの深紅のタイトルでイスカの記事をあげた。それからちょうど10年、同じ11月に同じ場所でイスカの群れを観察した。仲間二人と一緒に、松ぼっくりを夢中でついばむイスカの群れの下に、徒歩にてアプローチ。…続きを読む
キノコ、菌類
コゴメグサ
昨秋、既知の自生地外でキュウシュウコゴメグサの開花が確認された。数年前から発生確認が途絶えたままだった、兵庫県レッドリストAランクの希少種である。専門家の熱心な踏査により、但馬での新たな自生地が確認された。1年後の同場所…続きを読む
ソライロタケ
何度か通いながら、発生のタイミングを待った。ようやく、まとまった数のソライロタケに出会うことができた。藪蚊とヤマビル対策に、竹藪に突入する前にナイロンの上下作業着を着た。ヤマビルの攻撃は避けることができたが、無防備な顔面…続きを読む
キノコの森
秋雨が続いて、キノコがあちこちで顔を出し始めた。名前の分からないものが殆どだが、それぞれの個性的な美しさについついレンズを向けてしまう。待望のソライロタケも今季初めて確認できた。蚊とヤマビルにたかられながらの撮影ではあっ…続きを読む
ガガ様咲く
高原のガガイモがうす紅色のかわいい花をつけた。うまい具合に、ジャストタイミングでガガ様に出会うことができた。雨が少し降って、ようやくキノコ類も顔を出し始めたようだ。竹藪をガサガサと徘徊すれば、待っていたかのようにヤマビル…続きを読む
キヌガサタケ3本立ち
キヌガサタケ観察2回め。今回もタイミングよく、3本がスカートを下ろそうというタイミングで出会えた。3本のうち1本は柄の真ん中が食い破られ、1本は傘の先端が食い破られており、新鮮なのは1本のみ。それでも、3本揃ってスカート…続きを読む
衣笠姫を抱き起こす
まとまった雨が上がった朝、ポイントの竹藪に入った。予想どおり、キヌガサタケ1本がこれからスカートを下ろそうととしているところに出会った。あと1時間早く来ていれば、玉から子実体が伸び始めるとろころから記録できたのに、今回は…続きを読む
トキソウのち粘菌のち一色黄紋
高所湿原にトキソウを訪ねた。一箇所で10株ほどが開花しており、全開した株は美しい。地元の里山湿地では、今シーズンのトキソウは確認できなかった。 湿原から高原へ移動。散策道を歩きながら、主に粘菌探しに注力した。生木の落ちた…続きを読む
ジクホコリ
粘菌友の会のI氏が見つけた今期初のジクホコリ、残置されたものを後日撮影させてもらった。 2日後、雨上がりの晴れの日。同じポイントを捜索して、一箇所で新鮮な子実体の群落を見つけた。子嚢はまだはじけておらず、形も小さく、色も…続きを読む
赤玉とツチアケビ
久しぶりに3馬鹿Y氏と遊んだ。リタイア後は米作りに勤しんでおられて、顔の色は以前にもましてずず黒い。早朝の連絡でアカダマキヌガサタケが出たことを知り、自宅近くの畑地にお邪魔した。出たての1本を撮影させてもらう。マクロと魚…続きを読む