








仲間の花壇のオミナエシに、色々な蜂が吸蜜に訪れる季節となった。オオセイボウが出始めたとの情報で駆けつけた。オオセイボウは漢字で大青蜂と書く。そのとおりの、大きな青い蜂である。大きいと言ってもスズメバチやアシナガバチに比べるとずいぶん小さなハチ。
青いハチといえば、Blue beeと呼ばれるルリモンハナバチの方が有名なのかもしれない。見つけると幸せになるらしい。ルリモンハナバチの青は、いわば、ミツバチの黄色の帯の部分が青いと考えるとよい。帯そのものが青い色をしている。
オオセイボウの青は構造色である。タマムシとかコガネムシなどの上翅と同様の、光の反射によって美しい色が見える構造を持っている。赤とか紫の構造色を持つものも多いが、オオセイボウの構造色は青と緑のコンビネーション。反射の加減で青紫に見えるときもある。
オオセイボウの英名はJewel Waspという。Waspはハチの意。つまり直訳で宝石蜂である。Blue Beeは美しいハチであるが、このオオセイボウは、それ以上の「宝石」の輝きを放つ美しいハチ。しかし、このハチはもうひとつの英名で呼ばれることがある。Large Cuckoo Wasp。大きなカッコウ蜂。カッコウはほかの鳥に托卵して子孫を残すことで知られる。オオセイボウは、ドロバチの仲間の巣の中に産卵管を差し入れて卵を産み付け、ドロバチの幼虫と一緒に貯蔵してある青虫を食べて成長する寄生蜂。カッコウ蜂の名はその行動から。
オオセイボウとドロバチの攻防については、過去にこちらに投稿している。
以下、オオセイボウ待ちの間に撮ったいくつかの虫たち。





2025.8.24 D7500+VR300mmF4.0