コシャクシギ

2025.4.26初認時のコシャクシギ(逆光位置)

舗装農道脇のブッシュで採餌
やはりチュウシャクシギの雰囲気とは違う
チュウシャクシギのように腰は白くない
畦の草はオランダミミナグサ

通勤途中に巡回する六方田んぼ。車の前を左から右へ横断した3羽の鳥の群れ。このところ通過個体が入っているムナグロかなと、降りたあたりを双眼鏡で観察。ムナグロではなく、小型のシャクシギと分かった。コシャク?、チュウシャク?、と迷いながら、15年前に初めて見たコシャクシギのイメージと重ねる。コシャクシギにしては少しくちばしの長い個体もいて、チュウシャクシギの幼鳥グループと思ったのが間違い。あとで撮影写真を再確認してコシャクシギと確定した。識別ポイントは以下。
(1)チュウシャクより明らかに小型
(2)くちばしの基部が赤く、チュウシャクより短い
(3)過眼線がくちばしの付け根に達しない
(4)そして決定打、脚が肉色。チュウシャクは青灰色
(5)腰が白くない。チュウシャクは腰が白い
(6)チュウシャクの採餌場所は湿地、コシャクは乾燥した草地

ミミズを捕食
ケラを捕食
飛び立ち時、腰が白くないのがよくわかる

コシャクシギの初観察は2010年5月3日、盆地南の湛水前の田で単独個体を観察した。今回、実に15年ぶりの再会となった。しかも3羽の群れ。上の写真は初認から2日後の様子。珍鳥に共通する警戒心の薄さで、じっとしていると相手からどんどん近寄ってくる。色々なポーズの記録写真を残すことができた。

今回のコシャクシギ3羽の初認4月26日、終認4月30日夕方。次の中継地に向かって行った。

ムナグロ
2025.4.28福田巣塔。第1クラッチで4羽のヒナが確認されたあと消失。カルガモが巣に入っていた

2025.4.26-28 D7500+VR300mmF2.8

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