ハギマシコ

クロジの場所からすぐ近くの急傾斜の高いコンクリート法面で、ハギマシコを観察することができた。急角度の法面には雪が付かず、山水が流れ落ちて苔が生え、そこから小さな植物が生えている。そんな植物の実や、そこに集まる小さな虫を求…続きを読む

黒字が出た

クロジは漢字で黒鵐と書く。黒字ではない。まあ洒落で「黒字が出た」とタイトルしておこう。この鳥と巡り合うチャンスは年に2回。繁殖期の山中と、越冬期の雪里。冬は里山林で暮らすが、潜行性が強いため、人目に触れることがほとんどな…続きを読む

雪の河原に集まる

雪がどんどん積もると、餌を求めて野鳥が右往左往する。冬期湛水田、二番穂の伸びた田、用水路、除雪後の路肩。今回は河原に集まてきた野鳥を何種類か。普段はめったにレンズを向けない普通種、撮ってみれば新たな発見や魅力も見つかる。…続きを読む

トラツとアオジ

積雪量が増えて、道路際のスギの木の根元にトラツグミが出てきた。ときどき車が通過すると林に逃げ隠れるが、しばらくするとまた餌を求めて雪のない場所に出てくる。雪のかぶったブッシュ内に隠れてしまうと、トラツグミのあまりにも見事…続きを読む

大雪の前

「この冬最大の」の形容詞付きの寒波が来るらしい。メディアや行政無線が備えを呼び掛けている。子供だった頃は、玄関が埋もれるほどの雪が普通だった。子供たちはそんな大雪の中、嬉々として学校に行ったり、野遊びに興じたものだ。いつ…続きを読む

LAMY2000でJETSTREAMを使う

ドイツがまだ東西に分かれていた頃、西ドイツ製のLAMY2000というブランドの筆記具に惚れ込んで、シャープペンシル、ボールペン、万年筆と揃えた。万年筆を使う頻度はごくまれではあったが、シリーズで持つ喜びで買ったものだ。シ…続きを読む

ヘラサギ20日間滞在

年明け1月2日から飛来確認されて以来、たいがい同じエリアでコウノトリやサギに付いて回りながら採餌行動を見せていたヘラサギが、1月22日朝の目撃を最後に、どうやら当地から離れたようだ。時期的にみて、北帰行に向かったのではな…続きを読む

鳥取バナナ2025

毎年1月の恒例行事、鳥取市のオオワシ観察にでかけた。平日の好天とあって、野鳥写真の人たちがポイントで構えているところにお邪魔する。レンズの方向が池の沖に向いており、1時間ほど前に、常駐場所の山から島へ飛んだとのこと。逆光…続きを読む

雪のあとは鵺が出る

まとまった雪の後、林縁には色々と鳥が餌を求めて出てくる。いちばん楽しみにしているのがトラツグミとの出会い。普段はほとんど見ることのできない夜行性の鳥だが、雪が降ると木の下などの雪のない土の場所に出てくるのだ。得意の「四股…続きを読む