六方田んぼから、堤外ヨシ原で囀るオオヨシキリの声を初認したのが4月28日。以降、日ごとに渡来数は増え、今ではうるさいほどの囀りが河川敷のあちこちから聞こえてくる。兵庫県レッドリストでかつてはBランク種だったのが、2013…続きを読む
オオヨシキリ
兵庫県北部但馬地方の野鳥を中心に、生き物情報を発信中
六方田んぼから、堤外ヨシ原で囀るオオヨシキリの声を初認したのが4月28日。以降、日ごとに渡来数は増え、今ではうるさいほどの囀りが河川敷のあちこちから聞こえてくる。兵庫県レッドリストでかつてはBランク種だったのが、2013…続きを読む
年1回の砂浜昆虫探し、今年も食草のハマヒルガオの花の中に、2匹のスナムグリヒョウタンゾウムシを見つけた。個体により体色の違いがあるのと、ほとんどのハマヒルガオの花には入っていないのとで、地味な甲虫ではあるが見つけると嬉し…続きを読む
いつもの小さな峠道の脇にカラムシが繁茂してきた。そろそろかなと葉をチェックすれば、今シーズン初のラミーカミキリの発生を確認した。もうすっかり普通種になってしまった今でも、このライムグリーンと黒のツートンを見ると嬉しくなる…続きを読む
前回のヒゴスミレ、アケボノスミレから9日が経過した日、スミレ観察のフィナーレを飾るサクラスミレを見てきた。ちょうど開花直後の新鮮な株を20ほど数えた。咲きたてのサクラスミレは、その名の通り花がサクラと似て、花弁の中央がサ…続きを読む
初夏の気配が漂う頃、標高の高い草地ではウスバシロチョウが飛び始める。「生きた化石」とも称されることのある、古い時代からの生き残りである。透け翅が優雅であり、フワフワとエレガントに飛翔する。 後日、別のポイントで、この時期…続きを読む
水が張られ、田植えが始まった六方田んぼで、旅の途中のセイタカシギ1羽を見つけた。 百合地巣塔では、三代目となる新しいコウノトリのペアが、前のペアを追い出して縄張を奪った。コウノトリの放鳥が始まってから今年で20周年。古い…続きを読む
5月中旬の高原、キバネツノトンボの生息地を訪ねる。但馬では既知のいくつかの生息地があるが、丁寧に調べれば新たな産地が見つかる可能性もある。トンボの名があるが、ウスバカゲロウなどと同類のアミメカゲロウ目に分類される。ツノト…続きを読む
幹線林道は残雪と法面修復工事などでアプローチがままならない。唯一、目的の森にたどり着ける支線ルートを使って幹線林道に合流。ブナ林でさっそく今シーズ初のアカショウビンが迎えてくれた。腹の羽毛の色具合からオス個体と思われた。…続きを読む
雪解けが終わった高原のスミレの状況を見てきた。ヒゴスミレはちょうど咲きたてといった新鮮な株を観察した。お目当てのサクラスミレの開花はまだ。同じ場所にアケボノスミレを数株確認した。 以下、同日観察した植物。 2025.5….続きを読む
いよいよ夏鳥の後半組が渡ってくる。この時期は早朝から林道に入るのが常であるが、仲間と一緒に今期の林道の様子をチェックして回っている。ロングコースの南端からアプローチ。標高1000mを越すあたりの北斜面、例年も残雪が路肩に…続きを読む