









稲刈りの終わった田んぼにジシギが入る時期になった。このあたりで観察される地鴫で、冬鳥のタシギはおなじみ。旅鳥のチュウジシギとオオジシギが渡りの途中に立ち寄るが、特にチュウジとオオジの識別が悩ましい。
今回出会ったジシギ、畦際や草地を採餌場所にし、他のジシギより大柄に見えた。今回の観察では、少なくとも2羽が同時に飛んだ。ジシギの識別は開いた尾羽の形状を見るのが確実らしいが、尾羽を開くチャンスに遭遇することは稀。活動場所と大きさから、今回のはオオジシギとしたが、専門家が見ればチュウジシギと言われるかもしれない。
オオジシギはジシギの中では唯一国内で繁殖し、北海道での繁殖が有名である。越冬地はオーストラリア東海岸。その旅の途中に当地に立ち寄る。
川の浅瀬には、同じく旅鳥のアオアシシギ1羽がいた。





2025.9.1,3 D7500+VR300mmF4.0
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