ショウキラン

いつもアプローチで利用する林道、土砂災害で複数個所にわたって通行不能になっている。今季のこの山域での野鳥観察はあきらめムードである。唯一ポイントまで通じるロングルートを辿る。小雨とガスの中、標高をあげて行くが、出会うのは…続きを読む

赤と青

今季最初のアカショウビンは、山に入る前の移動個体かもしれない。里山に囲まれた集落の電線で確認。2羽で鳴き交わしていたので、おそらく繁殖ペアなのだろう。 暗い林の中ではサンコウチョウがホイホイ鳴いている。特徴的な声はすぐに…続きを読む

オウギカズラ

渓流のオウギカズラを見に、ひさしぶりにそろった仲間3人で山道をたどった。オウギカズラはちょうど花期で、あちこちで見られた。大きな群落は谷側の急斜面に広がり、鹿の食害を受けにくい場所に多くが残っている。 以下、当日の観察種…続きを読む

田植え本格化

5月連休があけ、六方田んぼでは遅めの田植えが本格化してきた。夏の猛暑の影響を回避するためか、5月の終盤に田植えを遅らせることが日常になってきた。水田を渡りの旅鳥が利用するには遅すぎるが、代掻きのトラクターが動く水田では、…続きを読む

サクラスミレ

高原のサクラスミレを見てきた。雨上がりのタイミングで、花の開きが中途半端であったが、10株以上の開花を確認した。アケボノスミレは1株だけ咲き残りがあった。ヒゴスミレは残念ながら終わっていたが、特徴的な葉で花が落ちた後でも…続きを読む

風の谷の蟲

念願のキバネツノトンボに出会うことが叶った。雨は午後になって上がったが、強い南風が続く。生息地の斜面を風が駆けあがり、草を大きく揺らす。数日前の好天時に仲間が同場所で観察し、後追いで現場にやってきた。 連続的に吹き抜ける…続きを読む

水浴び

雨が上がるのを待ちながら、山の水場でしばらく張り込む。水浴びにやってきたのはシジュウカラだけ。ヒヨドリとコガラを見たのと、空からサンショウクイのピリリの声。水辺にはヨツメトビケラが出てきていた。 2024.5.6 D75…続きを読む

ランランラン

毎年1回、この花に会いに渓流を歩く。最盛期を逃してしまって少し遅めの訪問であったが、ユウシュンランの8株の開花を確認できた。一番の大株は、白い花が茶色くなりかけていたのが残念。但馬ではここだけにしか自生していないとされる…続きを読む