ヒレンジャク、キレンジャクの混群を、郊外の健康福祉施設内の植栽の実を食べに立ち寄った機会に、観察することができた。クロガネモチの赤い実がお目当てで、上の方から一気に食べつくされて行く。実を食べたあとは、定期的に近くの水路…続きを読む
草花・樹木
ミスミソウ
海辺の自生地でミスミソウが見ごろに開花している。キンポウゲ科で雪割草と呼ばれる早春の花。地域によってはピンクや青い花も咲く。 湾内では夏羽移行中のハジロカイツブリが採餌中。 外海の岩礁ではウミウとヒメウを見かけた。 20…続きを読む
セツブンソウで花巡り開幕
丹波市のセツブンソウ自生地、民地での公開期間が始まったので観察にでかけた。4月並の陽気の午後、ピーカンの日差しに白い花は撮影が難しいが、あちこちで開花しているセツブンソウにレンズを向けた。毎年のことではあるが、このセツブ…続きを読む
穏やかな辰年明け
雪の無い、穏やかな辰年が明けた。平地の冬鳥のバリエーションは少ないが、白鳥とコウノトリはいつでも姿を見せてくれる。例年なら、この時期のシラサギはダイサギ(亜種ダイサギ)がほとんどだが、今年はコサギをちょくちょく見かける。…続きを読む
キッコウハグマで花じまい
毎年、2月のセツブンソウで始まる花めぐりは、11月のキッコウハグマの観察で終わりになる。花の無い寂しい山の季節が始まり、興味はもっぱら平地の冬鳥観察に移る。台風の大水の影響で、渓谷のあちらこちらで登山道が崩れており、11…続きを読む
リンドウ咲く
リンドウの咲く季節となった。秋晴れの正午過ぎ、高原のあちらこちらで青紫の花が開いて行く。これまで気が付かなかった湿原に、たくさんの株があるのを今回見つけた。 アケボノソウはまだ咲き残っているが、このポイントでは終盤になる…続きを読む
コゴメグサ
昨秋、既知の自生地外でキュウシュウコゴメグサの開花が確認された。数年前から発生確認が途絶えたままだった、兵庫県レッドリストAランクの希少種である。専門家の熱心な踏査により、但馬での新たな自生地が確認された。1年後の同場所…続きを読む
冬の猛禽ちらほら
ノスリ、チョウゲンボウを相次いで確認した。これから深まりゆく秋に、次々と冬の猛禽類が北からおりてくる。 通過のノビタキも内陸部でよく見るようになった。 出石川では渡り途中のトウネン2羽と、ヒドリガモ1羽を見かけた。 今や…続きを読む
ナンバンギセル
高原のススキ野をかき分けると、見頃のナンバンギセルが数箇所で見つかった。以下、高原でレンズを向けた花たち。 2023.9.25 D7500+90mmMACRO, 10mmFE 2+
秋渡り本格化
帰宅途中、夕方の六方田んぼ百合地で、10数羽のムナグロの群れに出会った。まとまった数のムナグロの秋渡りの群れを確認するのは今季初めて。 翌朝はよく晴れて、水量の落ちた出石川にはコウノトリ2羽。彼岸花もあちこちで目立つよう…続きを読む