六方田んぼ百合地で8羽のタゲリの群れを確認した。このチドリが飛来すれば、いよいよ冬の匂いを感じる。今回の群れは通過なのか、その後見かけない。やがて大きな群れが飛ぶ頃には、雪もちらつくようになるのだろう。 2023.10….続きを読む
ナゴヤサナエ2
ナゴヤサナエ初撮影の1週間後、もうワンチャンスを狙ってポイントに向かった。すぐに飛んで来て、左岸の草に止まったところを300mm望遠で撮影。さて、魚眼レンズに交換してソロリと接近。とりあえず離れた位置から環境を写し込む。…続きを読む
リンドウ咲く
リンドウの咲く季節となった。秋晴れの正午過ぎ、高原のあちらこちらで青紫の花が開いて行く。これまで気が付かなかった湿原に、たくさんの株があるのを今回見つけた。 アケボノソウはまだ咲き残っているが、このポイントでは終盤になる…続きを読む
落ち鮎の頃
早朝の出石川、この流域を縄張りにするコウノトリ繁殖ペアがいた。ねぐら入りから目覚めて、これから朝食といったタイミングだろう。ペアのメスの方は少し前に右足の踵関節の下を骨折し、保護収容が必要かどうかの見極めが続けられた。幸…続きを読む
ナゴヤサナエ
所属する生きもの調査グループでは、定期的に豊岡盆地の希少生物のデータを写真付きで冊子にまとめ発行している。その中で、未だまともな写真が撮れていない種にターゲットを絞って、撮影チャンスを常に狙い続けている。今年は、仲間がヒ…続きを読む
秋の旅鳥たち
久しぶりに外海を歩いてみる。サーファーがたむろしているエリアをはずれると、メダイチドリとミユビシギに出会った。ミユビシギの一部は当地でも越冬するようだが、餌を求めて波打ち際を行ったり来たりする様子を見ているのは飽きない。…続きを読む
初雁
六方田んぼの南端の刈田で、今シーズン初のマガン2羽とヒシクイ3羽の混群に出会った。マガン2羽はいずれも成鳥。ヒシクイ3羽のうち2羽は亜種ヒシクイであるが、一回り小ぶりでマガンと同じくらいの大きさの1羽が別亜種と思われる。…続きを読む
オオタカ
刈田の中から「キーキーキー」と鋭い声が聞こえた。テレビの時代劇などの効果音として、この声はよく使われている。すぐにオオタカがブッシュの中から飛び出して電柱に止まった。そ嚢は大きく膨らんでいないから、餌食になったのは小鳥だ…続きを読む
コゴメグサ
昨秋、既知の自生地外でキュウシュウコゴメグサの開花が確認された。数年前から発生確認が途絶えたままだった、兵庫県レッドリストAランクの希少種である。専門家の熱心な踏査により、但馬での新たな自生地が確認された。1年後の同場所…続きを読む
冬の猛禽ちらほら
ノスリ、チョウゲンボウを相次いで確認した。これから深まりゆく秋に、次々と冬の猛禽類が北からおりてくる。 通過のノビタキも内陸部でよく見るようになった。 出石川では渡り途中のトウネン2羽と、ヒドリガモ1羽を見かけた。 今や…続きを読む