
おっ!と思って撮るのは大概スマホ。一瞬の風景を切り取る道具としては便利である。安もんの単眼レンズのスマホのカメラであるが、使いようによってはデジカメのより印象的な写真が撮れる。撮っておいて、時間がきたら削除するのが大抵だけど、捨てるのが惜しいのは時々ブログに残しておこう。
これは2025.2.21の我が家から出てすぐの田んぼの、早朝の雪景色。低い霧がたちこめ、それが昇る朝日に照らされた美しい瞬間に出会った。

2025.3.2の朝の、加陽湿地の朝の風景。先だってから、湿地再生の工事が行われている。造成された大規模湿地は、やがて遷移のなすがままにヤナギが水面の半分を覆い尽くし、風景としての美しさや、生物多様性の実験場としての機能は、当初の姿から失われて行った。何度も、湿地再生の要望を言い続けて、ようやくそれが始まった。蘇った加陽湿地に、どんな生きものが戻ってくるのか、楽しみに待ちたい。
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