夕方近く、海沿いの花を見て回った。フウランは盛りが過ぎた頃で、黄色く変色した花が目立った。しかしながら、いつもの季節にいつもの場所に咲く花を見る楽しみは変わらない。 西に移動して香美町のユウスゲの自生地を尋ねる。こちらは…続きを読む
フウランとユウスゲ

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
夕方近く、海沿いの花を見て回った。フウランは盛りが過ぎた頃で、黄色く変色した花が目立った。しかしながら、いつもの季節にいつもの場所に咲く花を見る楽しみは変わらない。 西に移動して香美町のユウスゲの自生地を尋ねる。こちらは…続きを読む
2年前のちょうど今頃、2022年7月27日に円山川河口エリアで、初めてベニバトに出逢った。最初で最後と思われたベニバトに、なんと、ホームフィールドの六方田んぼで再会した。最初に見つけた鳥仲間の情報で、初認の翌日夕方に見る…続きを読む
ギンバイソウを観察してきた。渓谷の斜面に、クサアジサイと共に、白い花を咲かせている。ギンバイソウの花はシベの無い装飾花と、シベのある両性花の二種類の花をつけるのがアジサイ科らしい。シカ食害で、残された自生地はわずかである…続きを読む
7月前半、梅雨明け前のフィールドで観察した生きもの、ほかの記事で紹介しきれなかったものをまとめて掲載する。ちなみに、今年の当地方の梅雨明けは7月21日。 2024.7.3-15 D7500+VR300mmF4.0, 90…続きを読む
いつものクワの木に、今年もイッシキキモンカミキリの発生を確認した。初認は7月10日、その後、何度かポイントに通いながら、発生状況の推移を観察した。直近の7月22日の朝9時台には、4匹の個体を同時に確認したのと、2匹が交尾…続きを読む
ヒヌマイトトンボの生息地では個体数が増えてきた。2匹のオスが空中戦を行う瞬間も見れたし、橙色のメスの姿も確認した。 これは同じ環境にいたアジアイトトンボ。 野上のビオトープではハスが開花し、巣塔ではコウノトリが抱卵中。堤…続きを読む
キヌガサタケの季節になった。雨上がりの竹藪に踏み込むと、予感どおり、たくさんのキヌガサタケが出ていた。みるみるうちに捲くっていたスカートをおろして行くが、最後まで降り切らずに観察タイムリミット。おびただしい藪蚊や、今回は…続きを読む
過去の記録を見てみると、実に5年ぶりのこの場所でのヒメボタル観察だった。初めてここをご案内して頂いたKさんに、今回もガイドをお願いした。あいにくの雨模様は、ホタルが光だす頃には少し小降りになったが、厚い雨雲の下の林床はほ…続きを読む
福田巣塔の4羽のヒナが巣立った。今シーズンは豊岡盆地内でもう1ヶ所、4羽のヒナが巣立っている。3羽の巣立ち巣塔も例年以上で、今年は子だくさんのコウノトリの繁殖シーズンだった。 福田巣塔の幼鳥4羽の餌場は、少し北に位置する…続きを読む
漫画家を志す次男が、処女作となる単行本を出しました。ビッグコミックスペリオール誌に7回にわたって連載された本作の単行本化です。興味のある方は、上の写真をクリックしてAmazonでポチってやってください。 作画までは時間が…続きを読む