2年前のちょうど今頃、2022年7月27日に円山川河口エリアで、初めてベニバトに出逢った。最初で最後と思われたベニバトに、なんと、ホームフィールドの六方田んぼで再会した。最初に見つけた鳥仲間の情報で、初認の翌日夕方に見ることができた。
2年前は一瞬の出来事だったが、今回はしばらく観察が続けられ、写真も残すことができた。キジバトと一緒に行動している場面では、ベニバトの小ささがわかる。ツグミぐらいの大きさである。2年前は、最初イソヒヨドリのメスかと思ったほどだった。
日本では迷鳥とされてきたベニバトであるが、このように繰り返し飛来確認できることが、本種の生息域拡大の予兆なのか、はたまた、たまたま迷行が繰り返されただけなのか、今後の観察を待つ必要がある。ついつい、地球温暖化と結びつけて考えてしまうが、38℃の猛暑日を繰り返す当地の亜熱帯化の現れなのかもしれない。2日間の滞在で抜けて行った。
2024.7.19 D7500+VR300mmF4.0
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