今年も兵庫県レッドデータAランク種ナゴヤサナエの季節となった。産卵期に河川に出てくるこの時期が撮影チャンス。川岸までのアプローチ道を、仲間と二人で汗だくで草刈り開拓。これまでの観察では、川面をトリッキーに飛翔するシーンば…続きを読む
ナゴヤサナエ2025
兵庫県北部但馬地方の野鳥を中心に、生き物情報を発信中
今年も兵庫県レッドデータAランク種ナゴヤサナエの季節となった。産卵期に河川に出てくるこの時期が撮影チャンス。川岸までのアプローチ道を、仲間と二人で汗だくで草刈り開拓。これまでの観察では、川面をトリッキーに飛翔するシーンば…続きを読む
休耕田ビオトープの道路の反対側の遠くに、小さなシギが1羽採餌歩行を続けていた。時々何かにびっくりしたように飛ぶ。撮影画像を拡大してヒバリシギと識別した。その気になって湿田を探さないと見つからない旅鳥である。 鳥たちの秋渡…続きを読む
今年のサギソウの開花は遅かった。例年だとお盆には見ごろに開花するが、この夏の酷暑の影響だろう。湿地西の山裾沿いの自生地に24株、湿地内の3ヶ所で2株ずつ、合計30株の開花を確認した。 ミミカキグサとホシクサspは見かけた…続きを読む
仲間の花壇のオミナエシに、色々な蜂が吸蜜に訪れる季節となった。オオセイボウが出始めたとの情報で駆けつけた。オオセイボウは漢字で大青蜂と書く。そのとおりの、大きな青い蜂である。大きいと言ってもスズメバチやアシナガバチに比べ…続きを読む
猛暑のカラカラ天気が続いていたが、8月後半になって雷雨が通り過ぎるようになった。ヤマビルにおびえながら、私の菌類観察ポイントに入った。ツノホコリ系の粘菌(変形菌)を倒木の所々で見かけた。まとまって粘菌を観察するのは今シー…続きを読む
今夏も、昨年と同じ場所で中村さんに出会った。ナカムラオニグモ、元々、北方系の蜘蛛とされるが、但馬でも継続的な観察が続いている。 観察時間は、たいてい朝の7時半前後。夜行性の本種の、朝帰りの時間帯である。網の中央にいたり、…続きを読む
8月7日が立秋だったが、秋の気配はまったくないまま酷暑が続いている。しかし、命をつないだ虫たちは徐々に姿を消し、つい先日まで観察を続けていたイッシキキモンカミキリやヤノトラカミリもいなくなった。 ヤノトラカミキリのいたエ…続きを読む
同じ場所からの花火撮影3年目。昨年から100m後方のあぜ道にカメラマンがポジションをとるようになった。まあそれでも、今年は2羽の巣立ち幼鳥がねぐら入りする人工巣塔の背景に花火を入れて、きままに撮影を楽しむ一人の時間は楽し…続きを読む
7月終わりの氷ノ山大幹線林道を走る。むっとした地上の空気が山中までも混じり込んで、窓を開けて走っても涼感がない。いくつかのポイントで車をとめ、あたりを散策。今季最初のツリフネソウを見つけた。いつものツリフネソウ群生地では…続きを読む
ノリウツギの花は茶色く変わり、寄り付く虫たちの姿もほとんど見なくなった。隣のリョウブは花盛りで、虫たちはこちらにたくさん集まっている。常連の虫たちに混じって、しきりに飛び回る赤いカミキリに目が行った。キヌツヤハナカミキリ…続きを読む