tajimamori

三人の衣笠姫

朝、山に入る前に御告げがあった。早い梅雨明け以来ほとんど雨らしい雨が降らず、どこもかしこもカラカラ状態である。こんな状況で菌類の発生は望めない。しかし、「いますぐ来てください」の衣笠姫の声が聞こえたようで、いつもの竹やぶ…続きを読む

トキソウの花園

にわか雨が通り過ぎた直後の高所湿原に入った。毎年観察を続けているここのトキソウ、今回は過去最大の開花株数で迎えてくれた。足の踏み場もないほどの、限定された区域ではあったが、美しく開いたトキソウを見ることができた。雨上がり…続きを読む

赤いの

6月終わりの田んぼでは、アキアカネが一斉に羽化します。すぐに彼らは標高の高い山地に上がって、涼しくなるまで過ごします。 ベニシジミは翅がスレてボロボロ。繁殖をめぐる小競り合いが続いています。 友情出演の黄色はモンキチョウ…続きを読む

ササユリ咲く頃

大幹線林道沿いのササユリが開花した。前回は蕾だったので、美しく咲いたササユリを見ることができた。まだ蕾の株もあったが、この林道沿いではこのポイントでしか見られなくなってしまった。崖の法面はシカも人も近寄れないので生き残っ…続きを読む

ヒサマツミドリシジミ

昨シーズンに続き、私にとっては2度目のヒサマツ観察。今回も、鳥屋からこの時期だけ蝶屋に転身する仲間のガイドでポイントに向かった。15時ごろからブナ林にぼちぼちと登場し始めるが、高速移動するのみで止まって開翅することはない…続きを読む

イワギリソウ

前回の下見から一週間が経過したので再訪。開花株をたくさん確認した。逆に、前回開花確認していた種はもうほとんど終わっていて、なかなかタイミングよく観察するのも難しい。アプローチの長いポイントだけに、来年はジャストタイミング…続きを読む

コウノトリ

コウノトリの繁殖シーズンも終盤を迎えた。豊岡市内には常時50~60羽のコウノトリが生息している。2005年9月に飼育コウノトリ5羽を初めて放鳥して以来、今年で20年を迎える。古い繁殖ペアの営巣地では、新しい若いペアが縄張…続きを読む