今年もイワギリソウの季節を迎えた。1週間前にチェックしたときはまだ蕾だったが、開花のタイミングを図って自生地を再訪した。豊岡市内の自生地は、クマの出没が怖くてもう何年も訪れていない。近年チェックを続けているポイントは荒れ…続きを読む
イワギリソウとバイカモ

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
今年もイワギリソウの季節を迎えた。1週間前にチェックしたときはまだ蕾だったが、開花のタイミングを図って自生地を再訪した。豊岡市内の自生地は、クマの出没が怖くてもう何年も訪れていない。近年チェックを続けているポイントは荒れ…続きを読む
近くに来たキビタキにレンズを向ける。美しい成鳥オスだ。喉から胸にかけてのオレンジ色がとくに美しい。キビタキは、おそらく2回めの繁殖に入っているのだろう。相変わらず、美しい声でさえずりを続けている。 「ホーイ・チョイチョイ…続きを読む
土砂崩れで一部通行不能の林道、いつものササユリの自生地までは問題なく走れる。蕾のときにチェックしていたので、ジャストタイミングで開花株を見ることができた。この山域では、もう急傾斜の法面のこのポイントでしか見られなくなって…続きを読む
今年のホタルは数が多いように思う。昨年は撮影タイミングを逃したが、今年は晩酌を我慢して明るいうちから下見をして機材のセットアップを行って日が暮れるのを待った。8時を過ぎると奥の山すその暗いところがポツポツと点滅しはじめ、…続きを読む
この時期になると山に上がって確認しないと落ち着かないツツジ科の2種。同じ場所に並んで咲いているのが観察しやすいが、下を向いて咲く小さな白い花は、ぱっと見、どっちがどっちだか、1年ぶりの観察ではいつも戸惑う。 アプローチで…続きを読む
久しぶりに竹野スノーケルセンターの磯を歩いた。目的は赤い太ももが魅力的なフタイロカミキリモドキ。トベラの葉にオスとメスを確認した。赤い太ももがオスで、赤い腹がメスである。この赤い部分の、雌雄の違いの秘密は、かつて記事に書…続きを読む
今年もラミーカミキリの季節を迎えた。いつもの峠道の路肩、カラムシの半分は刈払いされているが、残った山側のカラムシに最初の1匹を見つけたのが5月19日。その後、個体数はどんどん増えた行った。今年もTG-6を使ってラミーカミ…続きを読む
麦秋の候となった。小麦畑は黄金色に染まり、その上を餌を求めてツバメが飛び回る。ツバメ、ツバメの幼鳥、コシアカツバメを確認。マニュアルフォーカスで追いかけるが、ツバメの飛びものは難しい。 隣の水田には、子育て中のお父さんコ…続きを読む
一年に一度だけ、この季節に訪れる砂浜。今年もハマヒルガオの花の中に、スナムグリヒョウタンゾウムシを見つけた。1匹だけだったが、ここで命をつないでいることが確認できただけで嬉しい。 同じタイミングで、海辺を通過して行くアサ…続きを読む
いつもアプローチで利用する林道、土砂災害で複数個所にわたって通行不能になっている。今季のこの山域での野鳥観察はあきらめムードである。唯一ポイントまで通じるロングルートを辿る。小雨とガスの中、標高をあげて行くが、出会うのは…続きを読む