六方田んぼのあぜ道を車でゆっくり進むと、脇から2匹のチョウセンイタチが飛び出してきた。子どもなのか、大人なのか、親子なのか。後ろ足で立ち上がって警戒する様はなかなか可愛らしい。
そろそろナゴヤサナエが産卵に来ていないか、ポイントの河原に降りてみる。アオスジアゲハが吸水に来ていたのと、クロバネツリアブが同じポイントを行ったり来たりするのに気が向いた。
砂地に尾を付けて、産卵のようなポーズ繰り返すが、この行動はツリアブ類特有の「尾端接触」と呼ばれるものらしい。なんでも、卵に砂粒をまぶすために、砂地で尾をおろしているらしい。砂にまみれた卵を、また別の場所で産卵するのだろう。カムフラージュのためか、重しの役目なのか、生きものの行動は興味が尽きない。
2024.8.13 D7500+VR300mmF4.0
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