今シーズンも、これまでと同じクワの木で、イッシキキモンカミキリの発生を確認した。初回観察の今回は、2匹しか確認できなかった。発生が進めば個体数も増えるだろうし、他の産地での発生もチェックしたくなる。体長1センチほどの小さ…続きを読む
ヤイロチョウ再会
急傾斜地を横切る林道、ガードレールに車を寄せて谷底を観察していると、「ホーエン・ホーエン」とワンフレーズ鳴いた後、見下ろしのブナの太枝にヤイロチョウが駆け上がってきて一瞬止まった。3カットシャッターを切っただけで飛び去っ…続きを読む
梅雨明けの自然庵
日曜の朝、思いがけず長男一家が帰省し、お昼は自然庵でということになった。auの回線障害で電話がつながらず、Facebookメッセンジャーから予約申し込みを試み、なんとか午後1時半からの席を確保できた。 7人の子連れ団体の…続きを読む
ウメガサソウとイチヤクソウ
憧れの昆虫を見たいと思い、汗だくになりながら斜面を上がった。風が強く、発生時期もほぼ終わりがけだったので、目的の虫と出会うことは叶わなかった。 いつもの場所に、ウメガサソウとイチヤクソウの開花を確認した。どちらもツツジ科…続きを読む
柴山みなと前食堂 凪
11時半開店の10分弱前に到着したのだが、すでに灯りがともり、OPENの看板が掛かっていたのでお店に入った。予約をしていないことを告げると、カウンター席でよければと、店主に案内して頂いた。 友人で、香住のダイニングバーの…続きを読む
夏至の頃
ブナ林では夏鳥の囀りがフェードアウトし、代わってエゾハルゼミの合唱が波のように押しては引く季節となった。6月21日が2022年の夏至。明日から昼の時間が日ごとに短くなって行く。 高所湿原のトキソウにはまだ少し早かった。2…続きを読む
アカダマキヌガサタケ
朝早く、仲間からの電話が鳴った。探鳥で山に入っていたが、成果なく手持ち無沙汰だったところなので、お誘いにのって彼の自宅近くの草地へと向かった。 話によると、もともと一帯が笹薮に覆われていた土地を刈払い機で整地したところ、…続きを読む
ヒヌマイトトンボ
ヒヌマイトトンボの産地では、いよいよ本種の発生が始まった。この時は、成熟オスと未熟メス、羽化直後の3匹を観察したのみだが、これから数も増えて行くだろう。オスの胸の四つ星が識別ポイント。 ヒヌマイトトンボの生息環境。丸印内…続きを読む
稜線のお花畑
稜線添いの林道を走りながら、いくつかのこの時期の花をチェックした。急斜面の法面のササユリは、10株ほどが同時に開花して見事であった。シカや人による食害や盗掘を免れて、急斜面のササユリはこれからも咲き続けてほしい。 廃村で…続きを読む
イワギリソウ
落石や倒木、土石流などで荒れまくりの林道は、ジムニーでも難儀しながら進まなくてはならなかった。そんな山奥の崖に、イワギリソウがひっそり今年も花を咲かせた。イワタバコ科で、兵庫県レッドリストAランク種。 イワギリソウの下で…続きを読む