コウノトリの群がり

堤防の上から、堤内あぜ道にたくさんのコウノトリが群がっているのが見えた。あぜ道をコウノトリに近寄り、適当な距離を保ってしばらく観察。若いコウノトリの集団であり、この季節によくみられる。コウノトリは群れを作らない鳥とされる。ただし、当年生まれや前年生まれの若いコウノトリは、同じ餌場を集団でシェアする「群がり」を一時的に形成する。若いコウノトリのグループは、より採餌効率のよい、たとえば瀬戸内側のため池環境に移動して秋冬を過ごすことも多い。

やがて空の上から「コーコー」という白鳥の声が聞こえ、見上げると、高空に12羽のコハクチョウが北に向かって飛び去った。これを契機に、コウノトリも次々に飛び立って行った。

畦際には、季節外れのホトケノザやオオイヌノフグリが開花していた。

2020.12.9 D7500+VR300mmF4.0

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