まとまった雪の後に遭遇チャンスがあるのが、普段なかなか見ることのないクロジ。繁殖は盆地を囲む1,000m級の山地で行い、繁殖期に林道を走ると「ホーイ、チョイチョイ」と聞こえる独特の囀りで存在がわかる。しかし薮中からなかな…続きを読む
クロジ出てもアカジ出ず

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
まとまった雪の後に遭遇チャンスがあるのが、普段なかなか見ることのないクロジ。繁殖は盆地を囲む1,000m級の山地で行い、繁殖期に林道を走ると「ホーイ、チョイチョイ」と聞こえる独特の囀りで存在がわかる。しかし薮中からなかな…続きを読む
雪の後、林縁の生活道路には餌を求めて鳥が姿を表す。そんな冬の野鳥のいくつかを紹介。 コウノトリは繁殖準備に入ってきた。繁殖ペアは、2羽で行動を共にすることが増え、しばらく離れていた我が家の巣塔に留まる時間も増えてきた。早…続きを読む
まとまった積雪となった。雪が降れば、行き場を失った鳥たちが人目につく場所に現れる。そんないくつかのシーン。 2023.1.25-27 D7500+VR300mmF4.0 4+
円山川下流の湿地でヒクイナの目撃が続いている。ヨシの陰からめったに顔を出さないので、長時間の待機覚悟で向かわないといけない。辛抱のない私にはなかなかの苦行である。今回は、たまたま現地に着いてすぐ、短時間、姿を見せてくれた…続きを読む
1月とは思えないポカポカ陽気の中、いつもの常駐エリアにオオワシを確認した。遠く離れた位置からでないと見通せない枝に止まっており、豆粒の証拠写真だけ残した。かなりのお年寄りと思われるが、いつまで越冬飛来を続けるのだろう。 …続きを読む
六方田んぼの冬期湛水田に、22羽のコハクチョウがねぐら入りから目覚めていた。観察中、コーコーと首を上下させながら鳴き交わし、グループごとに飛び立って北の餌場へと向かって行った。 河川敷で仲間がトラフズクを捕捉中。合流し、…続きを読む
1年前の大雪とは違い、平地に雪のまったくない年末年始となった。帰省の家族たちがそれぞれの場所に戻って行き、ひさしぶりにフィールドに出てみる。放水路のヤナギの枝中にカワセミのメスを見つける。 出石川ではいつものカワアイサの…続きを読む
朝、いつもの巡回コースを行く。堤外に白いかたまりを見ながら通過。ノスリにしては白すぎるなと、車を止めてバック。ケアシか? 果たして、それはもろ見えのポジションに止まっていたトラフズクだった。こんな目立つ場所で寝ているもの…続きを読む
畦道下の畑地から、ハイタカが飛びあがって枝に止まった。少し離れた柿の木に移動したあと、南方向に低く飛び出して行った。 いつのまにかツグミの姿が消え、雪日に久しぶりに柿の木で出会ったのがハチジョウツグミ。八丈織の模様に名前…続きを読む
平地に今冬最初の、まとまった積雪があった。雪が積もると喜ぶのは犬だけではない。写真鳥屋もウキウキとフィールドに出てくる。ハイイロチュウヒのポイントでは複数のそんな仲間が集まって、神出鬼没の相手が飛来するのを待っている。パ…続きを読む