林道がダートからアスファルトに変わる右コーナーで、ロードミラーの端っこに黒い影がチラっと見えた。ひょっとしたらクマかもしれないと、コーナー手前でスピードを落とし、ゆっくりハンドルを切った。いた! しかも、小さな仔熊を連れ…続きを読む
オオナンバンギセルとナツエビネ
鉢伏山30分コースを登る。暑い、きつい。で、ヘロヘロになりながら最後の登り。登山路の脇に、目的のオオナンバンギセル2株を見つけた。開花前の株であったが、8月のこの時期に早くも確認できたことに満足。最後の登りからピークのト…続きを読む
独り立ちの季節
朝の六方田んぼ、電柱にハヤブサ若が止まっていた。今年、海岸の断崖から巣立った1羽だろうか。顔つきも鋭さを備えて、いよいよ一人前の狩人として試練に立ち向かうのだろう。 翌朝、同じ電柱列にハヤブサ成鳥オスが止まっていた。子供…続きを読む
超珍ベニバト
止めた車の横を茶色い鳥が前方に飛んで、工事現場のフェンスに止まった。ムクドリ大の鳥で、イソヒヨのメス?などと考えながら、とりあえず望遠レンズを向けた。 鳩だった。ドバトにしては小型で、色もこれまで見たことのないタイプ。首…続きを読む
花火
隣町の花火大会を、友人宅の庭から見せてもらった。まさに「かぶりつき」のポジションから、魚眼レンズで撮影してトリミング。カメラは三脚にセットして、ワイヤレスリモコンでバルブ撮影を適当な開放時間で。なんということもないありふ…続きを読む
イッシキキモン2
ハイシーズンになったので、イッシキキモンカミキリの産地を再訪した。活動が活発な早朝だったこともあり、複数の個体がブンブン飛び回っていた。イッシキキモンカミキリはアブ・ハチに擬態しているともいわれ、1cmほどの黒と黃の虫が…続きを読む
風蘭
今年もフウランの咲く季節になった。昨年の記録では7月18日に同場所で撮影をしている。古いタブノキに着生する美しいランである。 2021.7.16 D7500+VR300mmF4.0 2+
ツノホコリ
戻り梅雨のジトジトした天気が続き、菌類の発生が促進されてきた。倒木に目を凝らすと、白いシャワシャワな塊が目につく。変形菌(粘菌)で最も観察しやすい一種、ツノホコリの仲間だ。形態によってそれぞれ名前が付けられているが、中間…続きを読む
巣立ちの季節
市内にあるコウノトリの巣塔では、ヒナの巣立ちの季節となっている。親鳥も最後のひと頑張りといったところで、大きな餌を捕まえては巣に運び込んでいる。ヒナが巣立ったあとも、しばらく親鳥のテリトリ内で巣立ちビナの世話を続ける。 …続きを読む
ジクホコリ
昨年、ビギナーズラックでいきなりジクホコリに出会い、一瞬にして粘菌友の会に入信したのであったが、今年も同じ場所で、ジクホコリに再会することができた。昨年のジクホコリはタイミングよく子実体の美しい状態での観察であったが、今…続きを読む