今年も同じクワの木の葉に、イッシキキモンカミキリ1匹の発生を確認した。上の方に止まっているのを、双眼鏡で丁寧に探して見つけた。黒と黄のツートンカラーは、ハチに擬態しているといわれている。正面から見ると、なるほど、カミキリ…続きを読む
イッシキキモン

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
今年も同じクワの木の葉に、イッシキキモンカミキリ1匹の発生を確認した。上の方に止まっているのを、双眼鏡で丁寧に探して見つけた。黒と黄のツートンカラーは、ハチに擬態しているといわれている。正面から見ると、なるほど、カミキリ…続きを読む
カラムシが大きく育ち、虫たちの食痕で傷んできた。発生初期の頃にくらべ、ラミーカミキリの個体数も減ってきた感じである。 TG-6のプリキャプチャー機能を使って、飛び出しものからさらに進んで、空中飛びものを撮ろうと何度もチャ…続きを読む
粘菌友の会のI氏が見つけた今期初のジクホコリ、残置されたものを後日撮影させてもらった。 2日後、雨上がりの晴れの日。同じポイントを捜索して、一箇所で新鮮な子実体の群落を見つけた。子嚢はまだはじけておらず、形も小さく、色も…続きを読む
久しぶりに3馬鹿Y氏と遊んだ。リタイア後は米作りに勤しんでおられて、顔の色は以前にもましてずず黒い。早朝の連絡でアカダマキヌガサタケが出たことを知り、自宅近くの畑地にお邪魔した。出たての1本を撮影させてもらう。マクロと魚…続きを読む
兵庫県レッドリストAランクの希少種ヒヌマイトトンボの、今シーズの発生を確認してきた。数はまだ少なく、オレンジ色のメスはすべて未成熟個体。オスのライムグリーンの斑点が美しい、日本海側ではここにしかいないという希少種。7月2…続きを読む
高原に初夏の花を訪ねた。ウメガサソウはもうほとんど終わり。同じ場所に咲くイチヤクソウも、花びらを落としたものが多かった。季節は思いがけず早く過ぎ去って行く。ウツボグサがあちこちで目立つ。クララやカワラナデシコが咲き出した…続きを読む
前年に引き続き、同じポイントでイワギリソウを見てきた。荒れ放題の林道をジムニーでなんとか上る。これまでとは別の岩壁に、イワギリソウの群落があるのを確認できた。年1回の恒例行事だが、これからも観察を続けて行こうと思う。 2…続きを読む
湿地の山際の道路沿い、カラムシが大きく成長したので、そろそろかなと立ち寄ってみた。予想どおり、たくさんのラミーカミキリが発生していた。温暖化とともに北上を続け、今ではすっかりこのあたりの普通種になった感がある。 初回は機…続きを読む
朝の林道、アカショウビンが遠くで鳴くくらいで、コルリやクロジの気配はなかった。何年か前もこの時期に聞いた、コノハズクの「仏法僧」の鳴き声がブナ林の稜線から聞こえた。 銚子ヶ谷の入り口で、ここでは初めての観察になるショウキ…続きを読む
ブナ林で、林道脇に車を停めてひと休み。しばらくすると、頭上でアカゲラの警戒声。この近くで営巣しているに違いないと引き続き車内で休憩していると、ピーピーピーとヒナの餌ねだりの声がすぐそばで聞こえる。 ひょっとしてと、車外に…続きを読む