林道沿いのノリウツギが満開である。よく見ると、花房の中に、おびただしい数の虫が集まっている。その多くはハナカミキリの仲間である。トラカミキリやハナムグリ、蛾も集まっている。 ここまでの画像を見て、「お!」と思った方はおそ…続きを読む
ノリウツギ酒場

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
林道沿いのノリウツギが満開である。よく見ると、花房の中に、おびただしい数の虫が集まっている。その多くはハナカミキリの仲間である。トラカミキリやハナムグリ、蛾も集まっている。 ここまでの画像を見て、「お!」と思った方はおそ…続きを読む
7月7日、キヌガサタケの観察を終えてから山に向かった。なにか目につく植物はないかと探しながら、ゆっくり林道の高度を上げて行く。通り過ぎてからすぐ、砂防堰堤の下に目立つものに気づいた。車を止め、目的のものに近づく。ラン科の…続きを読む
にわか雨が通り過ぎた直後の高所湿原に入った。毎年観察を続けているここのトキソウ、今回は過去最大の開花株数で迎えてくれた。足の踏み場もないほどの、限定された区域ではあったが、美しく開いたトキソウを見ることができた。雨上がり…続きを読む
早く梅雨が開けて、初夏をすっとばして真夏になってしまった。この時期にチェックする神鍋高原の夏のはじめの花たち。 2025.6.26 D7500+90mmMACRO, iPhone-SE 2+
6月終わりの田んぼでは、アキアカネが一斉に羽化します。すぐに彼らは標高の高い山地に上がって、涼しくなるまで過ごします。 ベニシジミは翅がスレてボロボロ。繁殖をめぐる小競り合いが続いています。 友情出演の黄色はモンキチョウ…続きを読む
大幹線林道沿いのササユリが開花した。前回は蕾だったので、美しく咲いたササユリを見ることができた。まだ蕾の株もあったが、この林道沿いではこのポイントでしか見られなくなってしまった。崖の法面はシカも人も近寄れないので生き残っ…続きを読む
何年間か開花が確認できなかった里山湿地の植生保護柵内で、3株のトキソウの開花を確認した。先行調査の植物専門家S氏は、同じ保護エリアの別の場所でも5株の開花を確認したと報告があった。保護エリア内のサギソウの復活は早かったが…続きを読む
前回の下見から一週間が経過したので再訪。開花株をたくさん確認した。逆に、前回開花確認していた種はもうほとんど終わっていて、なかなかタイミングよく観察するのも難しい。アプローチの長いポイントだけに、来年はジャストタイミング…続きを読む
スズメの写真をほとんど撮らない。最も身近な野鳥ゆえのことであるが、ときどきスズメの面白い行動に出会ったときにはレンズを向ける。六方田んぼの小麦転作田では収穫の時期を迎えていた。そんな小麦の実を食べにスズメたちが次々とやっ…続きを読む
下界は梅雨のシトシト模様。悪路の支線を登り切り、幹線林道と合流すると雨雲を抜ける。通行止めが北と南で続いており、ほかに通行する車もいない。開けた場所から低い雲海を見下ろす。北に向かう。途中のササユリポイントではまだ蕾。 …続きを読む