稲刈り前、ひとときのノンビリタイムを満喫している仲間の家の花壇にお邪魔した。家族が手入れしているという花壇には色とりどりの花が咲く。蜜を求めていろんな虫が寄ってくるのを、辛抱強く待っている仲間の話し相手になって、しばらく…続きを読む
花壇の虫たち

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
稲刈り前、ひとときのノンビリタイムを満喫している仲間の家の花壇にお邪魔した。家族が手入れしているという花壇には色とりどりの花が咲く。蜜を求めていろんな虫が寄ってくるのを、辛抱強く待っている仲間の話し相手になって、しばらく…続きを読む
出石川の堤防国道沿いで、ミサゴが近い距離に止まっていた。兵庫県レッドリストAランク種であるが、豊岡盆地内ではその希少性を感じない。いつでも見られるので、レンズを向けることもないが、今回は近かったこともあり、久しぶりにミサ…続きを読む
昨シーズン、兵庫県レッドリストAランク種のナゴヤサナエを初めて撮影したが、10月に入ってからのことで、活動時期のピークを過ぎていた。今シーズンは早い時期から、本種の行動を記録しようと準備に入った。まず、産卵場所へのアプロ…続きを読む
オオナンバンギセルの開花を確認した。ちょうど見ごろの群落を撮影してきた。里山周辺でみかけるナンバンギセルにくらべ、ぽってり感があって見ごたえがある。 以下、アプローチで見かけた植物などの写真。 以下2枚は前日8/19に今…続きを読む
六方田んぼのあぜ道を車でゆっくり進むと、脇から2匹のチョウセンイタチが飛び出してきた。子どもなのか、大人なのか、親子なのか。後ろ足で立ち上がって警戒する様はなかなか可愛らしい。 そろそろナゴヤサナエが産卵に来ていないか、…続きを読む
堤防国道の下、水が滲み出ている路肩に、今年も吸水のためにキチョウが集まってきている。最初は1種類だと思ってシャッターを切っていたが、大きいのと小さいのと、2種が混じっていることに気づいた。翅の表面の黒い縁取りの出具合が違…続きを読む
山に上がる前に、麓のポイントで最後のイッシキキモンカミキリ1匹を見送る。また来年、ここで会おう。 森の水場に集まるのは野鳥だけではない。オニヤンマが産卵のために複数個体がやってきた。水たまりから下流の水路にかけて、何度も…続きを読む
ファーマーズマーケットの駐車場で、ばったり同級生のクモ山人氏に出会った。近況報告をし合う中で、すぐそこにナカムラオニグモの網場があると教えてもらった。すっかり心身ともに衰え、夜遊びのクモ観察も途絶えたままだ。クモ自体にレ…続きを読む
朝の涼しい時間帯に鉢伏山を往復する。最後の望みを持って昨年咲いていたあたりを注意深く探すが、ついに見つけることができず。カキランはこのコースから絶滅した模様。ススキの根本をかき分けて、オオナンバンギセルの赤ちゃんを見つけ…続きを読む
ギンバイソウを観察してきた。渓谷の斜面に、クサアジサイと共に、白い花を咲かせている。ギンバイソウの花はシベの無い装飾花と、シベのある両性花の二種類の花をつけるのがアジサイ科らしい。シカ食害で、残された自生地はわずかである…続きを読む