いつものポイント、ジクホコリが発生し始めた。私の初認は6月19日。埋もれた葉の1枚に黒いポチポチを見つけて心躍った。一週間後の6月26日の2度目の観察では、広葉樹の落ち葉とスギの落ち枝に見つけた。持ち帰り、照明の角度を変…続きを読む
6月 2024
ブッポウソウ
証拠写真でしかないが、今シーズン初のブッポウソウ。かねてより目撃情報のあるポイント、何度目かのトライでようやく出会えた。谷を隔てた遠くの枯れ枝に止まった1個体。近くに来ることなく、さらに山奥に消えて行った。 2024.6…続きを読む
ヒサマツミドリシジミ
この時期の山は、鳥屋より蝶屋の方が多い気がする。梅雨時に順次発生するミドリシジミ(ゼフィルス)の採集や撮影が目的。食樹や時間によって見られる種が異なるのも、ゼフィルスファンにとって魅力なのだろう。 鳥仲間の一人が、この時…続きを読む
イワギリソウとバイカモ
今年もイワギリソウの季節を迎えた。1週間前にチェックしたときはまだ蕾だったが、開花のタイミングを図って自生地を再訪した。豊岡市内の自生地は、クマの出没が怖くてもう何年も訪れていない。近年チェックを続けているポイントは荒れ…続きを読む
キビタキとクロジ
近くに来たキビタキにレンズを向ける。美しい成鳥オスだ。喉から胸にかけてのオレンジ色がとくに美しい。キビタキは、おそらく2回めの繁殖に入っているのだろう。相変わらず、美しい声でさえずりを続けている。 「ホーイ・チョイチョイ…続きを読む
ササユリとカキツバタ
土砂崩れで一部通行不能の林道、いつものササユリの自生地までは問題なく走れる。蕾のときにチェックしていたので、ジャストタイミングで開花株を見ることができた。この山域では、もう急傾斜の法面のこのポイントでしか見られなくなって…続きを読む
ホタルの星まつり2024
今年のホタルは数が多いように思う。昨年は撮影タイミングを逃したが、今年は晩酌を我慢して明るいうちから下見をして機材のセットアップを行って日が暮れるのを待った。8時を過ぎると奥の山すその暗いところがポツポツと点滅しはじめ、…続きを読む
ウメガサソウとイチヤクソウ
この時期になると山に上がって確認しないと落ち着かないツツジ科の2種。同じ場所に並んで咲いているのが観察しやすいが、下を向いて咲く小さな白い花は、ぱっと見、どっちがどっちだか、1年ぶりの観察ではいつも戸惑う。 アプローチで…続きを読む
赤い太もも
久しぶりに竹野スノーケルセンターの磯を歩いた。目的は赤い太ももが魅力的なフタイロカミキリモドキ。トベラの葉にオスとメスを確認した。赤い太ももがオスで、赤い腹がメスである。この赤い部分の、雌雄の違いの秘密は、かつて記事に書…続きを読む
ラミーの季節
今年もラミーカミキリの季節を迎えた。いつもの峠道の路肩、カラムシの半分は刈払いされているが、残った山側のカラムシに最初の1匹を見つけたのが5月19日。その後、個体数はどんどん増えた行った。今年もTG-6を使ってラミーカミ…続きを読む