梅雨末期の大雨が上がって晴れ間も見えた。蒸し暑い午後、粘菌ポイントで葉っぱめくりに勤しむ。すぐに見つけたのがこれ。軸があり、子嚢体は焦げ茶のモサモサ。ところどころに白い石灰状の膜が覆っているものあったり、キラキラ光ってい…続きを読む
7月 2021
オオルリの営巣
おめあての昆虫をチェックしているところに、仲間の車が山道をおりてきて情報交換。上でオオルリの巣を見つけて観察してきたところだという。案内してもらった場所は、岸壁の岩が抜け落ちたところにできたニッチ。渓流を見下ろすこのポイ…続きを読む
粘菌友の会
粘菌友の会に入会して早くも、憧れのジクホコリに出逢ってしまった。落ち葉をめくって、キラリと輝く宝石を拾い上げマクロで撮影すると、めくるめくファンタジックな世界が目の前に展開する。 ジクホコリと同じ葉に付いていたマルサカズ…続きを読む
朝のカラムシの葉の上で
道端のカラムシは、今のところ除草を免れてよく茂っている。この植物はラミーカミキリをはじめ、多くの虫たちに人気があるようで、いろいろと集まってくる。 ラミーカミキリのメスはオスより大きく体色も黄味がかる。オスがメスに近づき…続きを読む
百合地幼鳥
仕事の行き帰りに六方田んぼの様子をチェックする。先日百合地巣塔から巣立ったJ0366幼鳥は、順調に自立に向かっている。親鳥に餌をねだる様子は、幼鳥というより巣立ちビナの呼び方がふさわしい。このときはJ0100お母さんが給…続きを読む
イッシキキモン
昨年は結局出会えずじまいだったイッシキキモンカミキリと、今シーズンは7月最初の日に再会できた。 黒と黄の2トーン、朝観察したキビタキと同じだなと思って見た。 2021.7.1 D7500+VR300mmF2.8, 90m…続きを読む
今年初の衣笠姫
午前後半、竹藪へのアプローチ中、白いものが遠くに見えた。ひょっとしてと急げば、今朝出たばかりのキヌガサタケが横たわっていた。大きすぎて成長中に直立できず、こけてしまったのだろう。すでにグレバの根元にシデムシが食いついてお…続きを読む
キビタキ
7月に入った。アカショウビンやヤイロチョウの囀りも、もう聞こえてこない。2度めの繁殖に入ったキビタキ、クロツグミなどが慰めてくれるばかり。空からはサシバやサンショウクイの高い声が時々聞こえる。山の夏鳥観察もいよいよ閉幕で…続きを読む