ソバナ、カワミドリなど、夏の花を見ながら林道を上がる。 湿った路面には、ミヤマカラスアゲハが集団で給水におりている。ヒヨドリバナには複数のアサギマダラが訪れていた。巣立ちビナを連れた家族だっただろうか、4羽ほどのアカショ…続きを読む
7月終わりの山

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
ソバナ、カワミドリなど、夏の花を見ながら林道を上がる。 湿った路面には、ミヤマカラスアゲハが集団で給水におりている。ヒヨドリバナには複数のアサギマダラが訪れていた。巣立ちビナを連れた家族だっただろうか、4羽ほどのアカショ…続きを読む
たいがい、虹は天気が変わりやすくなる1日の中でも午後後半から出る印象がある。今朝は7時ごろに綺麗なWレインボーが出た。農道を歩いていたコウノトリが飛び上がり、虹とクロスした。 2021.7.28 D7500+10-20m…続きを読む
百合地ペアのオスが新田小学校近くで採餌していた。 電柱通りを通り抜ける際、1羽のチョウゲンボウがステップに止まっていた。 ハシボソガラスに向かって飛び出したとき、チョウゲンボウの腰の様子が見て取れた。成鳥なら腰に灰色が出…続きを読む
2021.7.22 iPhone SE 1+
ギンバイソウの自生地のひとつをチェック。昨年は急斜面に沿って多くの株数の開花を確認したが、今年は斜面全域がシカ食害で壊滅的になっていた。ギンバイソウに限らず、あたり一面の植物が茎の先端から食いちぎられていた。かろうじて残…続きを読む
7月17日、近畿地方でも梅雨明けが宣言された。その朝、夏空の下で玄関先のユリが大きく開花した。 隣町の海岸では、フウランが見頃に咲いていた。 林縁のあちこちでノギランが目につく。 いよいよ夏が始まった。 2021.7.1…続きを読む
いかにも粘菌と呼ぶにふさわしいのを見つけた。遊歩道のスギの切り株の、切り口全面を覆う規模の黄色いやつ。アメーバー状に移動を続ける変形体、変形体が集まって子実体になろうとしているステージ、子実体の大きな山。落ち葉や朽木をめ…続きを読む
雨が続いた後の晴れ間の朝、期待しながら山辺のポイントに向かう。道から少し外れて竹藪に踏み入れば、一ヶ所に5本のキヌガサタケがすでに白いドレスをおろして立っていた。4本のかたまりと、少し離れて1本。その1本のポートレート写…続きを読む
ユウスゲの花に、赤い虫が飛んできて止まった。ハチかと思って望遠レンズで覗けばオオキンカメムシだった。カナブンほどの大きな体で、橙色に黒斑という目立つ光沢のある体色。腹の下面や頭部はサファイヤ系のキラキラ。何とも美しいカメ…続きを読む
海岸のユウスゲがあちこちで見ごろである。午前中までの雨が上がった夕方、香美町の自生地を訪ねた。 華やかなユウスゲの陰で、ひっそりとスズサイコが花を開いている。 2021.7.12 D7500+90mmMACRO, 10m…続きを読む