ソバナ、カワミドリなど、夏の花を見ながら林道を上がる。
湿った路面には、ミヤマカラスアゲハが集団で給水におりている。ヒヨドリバナには複数のアサギマダラが訪れていた。巣立ちビナを連れた家族だっただろうか、4羽ほどのアカショウビンが近くの林で鳴きながら見え隠れした。
白く小さなマメアサガオ。北アメリカ原産の帰化植物。
ウバユリが咲き出した。
前回とは別の自生地でギンバイソウを確認。このあたりもシカ食害の影響が大きくなっている。
沢沿いの岩肌ではイワタバコが美しい紫の花を開き始めていた。
この日最大の収穫はこれ。ツチアケビの花である。ラン科の腐生植物(菌従属栄養植物)で、たくさんのソーセージがぶら下がったような赤い実は目に付きやすいが、花を観察したのは今回が初めて。同じ菌従属栄養植物であるショウキランの花の雰囲気に似て、不思議な美しさを持っている。
2021.7.29 D7500+VR300mmF2.8,90mmMACRO,TG-6
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