オオキンカメムシとウスバキトンボ

ユウスゲの花に、赤い虫が飛んできて止まった。ハチかと思って望遠レンズで覗けばオオキンカメムシだった。カナブンほどの大きな体で、橙色に黒斑という目立つ光沢のある体色。腹の下面や頭部はサファイヤ系のキラキラ。何とも美しいカメムシは、その生態が謎めいているらしい。南方系のカメムシだが、近年はこのあたりでも散見される。

展望所の上空には、たくさんのウスバキトンボがランダムな飛翔を繰り返している。夕暮れの時刻になるにつれ、飛んでいたウスバキトンボが次々にユウスゲの茎に止まり始めた。日中はほとんど飛びっぱなしのウスバキトンボ、集団でねぐらいりする場面は初めて目撃した。このトンボの生態も謎が多い。

2021.7.12 D7500+VR300mmF2.8, 90mmMACRO

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