いつもアプローチで利用する林道、土砂災害で複数個所にわたって通行不能になっている。今季のこの山域での野鳥観察はあきらめムードである。唯一ポイントまで通じるロングルートを辿る。小雨とガスの中、標高をあげて行くが、出会うのは…続きを読む
ショウキラン

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
いつもアプローチで利用する林道、土砂災害で複数個所にわたって通行不能になっている。今季のこの山域での野鳥観察はあきらめムードである。唯一ポイントまで通じるロングルートを辿る。小雨とガスの中、標高をあげて行くが、出会うのは…続きを読む
渓流のオウギカズラを見に、ひさしぶりにそろった仲間3人で山道をたどった。オウギカズラはちょうど花期で、あちこちで見られた。大きな群落は谷側の急斜面に広がり、鹿の食害を受けにくい場所に多くが残っている。 以下、当日の観察種…続きを読む
高原のサクラスミレを見てきた。雨上がりのタイミングで、花の開きが中途半端であったが、10株以上の開花を確認した。アケボノスミレは1株だけ咲き残りがあった。ヒゴスミレは残念ながら終わっていたが、特徴的な葉で花が落ちた後でも…続きを読む
毎年1回、この花に会いに渓流を歩く。最盛期を逃してしまって少し遅めの訪問であったが、ユウシュンランの8株の開花を確認できた。一番の大株は、白い花が茶色くなりかけていたのが残念。但馬ではここだけにしか自生していないとされる…続きを読む
林道での野鳥観察のシーズンに入った。メインルートの状況をチェックしがてら、ロングコースの始点からスタートした。GWでも残雪が路上に張り出し通過できない北斜面の下も、今年は問題なく通行できる。通行止のバリケードに出くわした…続きを読む
神鍋山のアケボノスミレを見てきた。いつものポイントに、開花したしたばかりの2株を確認。フデリンドウも見ることができた。 2024.4.16 D7500+90mmMACRO 4+
渓流沿いでサンインシロカネソウが開花した。小さな花だが、その可憐さは萌黄の春にふさわしい。1本だけ、背の高い株を見つけた。花弁に見える薄黄色は萼片。中の黄色いシベのようなのが花弁。 2024.4.12 D7500+90m…続きを読む
年中行事の丹波のカタクリを見てきた。盛りを少し過ぎた感じではあったが、大事に手入れされた群生地をゆっくり回った。 カテンソウがそこら中で見られた。但馬ではそう目立つ花ではないが、パチンと弾けた花と、弾ける前の花のコントラ…続きを読む
ひさしぶりの仲間と一緒に、渓流添いの遊歩道沿いを歩いた。いつもどおり、この季節のお目当ての花たちに出会うことができた。ラストシーンに待っていた6本立ちのシュンランには一同感動。遊歩道沿いのポイントはことごとくシカの食害に…続きを読む
3月終わり、自宅の裏山からクロツグミの美しい囀りが聞こえてきた。春一番の夏鳥の歌声は、このクロツグミから始まる。2番手はオオルリ。テリトリが定まるまでは、低い枝で観察することができる。4月に入れば次々と夏鳥が到着して、山…続きを読む