コゴメグサとアケボノソウ

植物の先生が8月終わりに開花を確認していた、キュウシュウコゴメグサ(ハマウツボ科コゴメグサ属)を見てきた。毎年、同じポイントで咲くのが嬉しいが、逆に言えば、この自生地が破壊されるとあっけなく消え行く運命でもある。キュウシュウコゴメグサは10月観察の認識でいたが、今回の9月中旬で十分多くの花を咲かせていた。蕾も多く付けていたので、これからぼちぼちと長く開花を続けて行くのだろう。兵庫県レッドリストAランク。

通常、花冠は5裂
花冠が6裂
花冠が7裂

前回1輪の開花を確認したアケボノソウ(リンドウ科センブリ属)の群生地、予想どおり、たくさんの花を咲かせていた。通常5裂の花冠が6裂、7裂のものも見かけた。7裂のものは初めて見るような気がする。開花後半になると4裂のものが散見されるようになる。蜜腺にはさっそくアリがたかっていた。

2024.9.13 D7500+90mmMACRO, 10mmFE

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