7月前半、梅雨明け前のフィールドで観察した生きもの、ほかの記事で紹介しきれなかったものをまとめて掲載する。ちなみに、今年の当地方の梅雨明けは7月21日。 2024.7.3-15 D7500+VR300mmF4.0, 90…続きを読む
梅雨明け前

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
7月前半、梅雨明け前のフィールドで観察した生きもの、ほかの記事で紹介しきれなかったものをまとめて掲載する。ちなみに、今年の当地方の梅雨明けは7月21日。 2024.7.3-15 D7500+VR300mmF4.0, 90…続きを読む
いつものクワの木に、今年もイッシキキモンカミキリの発生を確認した。初認は7月10日、その後、何度かポイントに通いながら、発生状況の推移を観察した。直近の7月22日の朝9時台には、4匹の個体を同時に確認したのと、2匹が交尾…続きを読む
ヒヌマイトトンボの生息地では個体数が増えてきた。2匹のオスが空中戦を行う瞬間も見れたし、橙色のメスの姿も確認した。 これは同じ環境にいたアジアイトトンボ。 野上のビオトープではハスが開花し、巣塔ではコウノトリが抱卵中。堤…続きを読む
過去の記録を見てみると、実に5年ぶりのこの場所でのヒメボタル観察だった。初めてここをご案内して頂いたKさんに、今回もガイドをお願いした。あいにくの雨模様は、ホタルが光だす頃には少し小降りになったが、厚い雨雲の下の林床はほ…続きを読む
いつものポイント、ジクホコリが発生し始めた。私の初認は6月19日。埋もれた葉の1枚に黒いポチポチを見つけて心躍った。一週間後の6月26日の2度目の観察では、広葉樹の落ち葉とスギの落ち枝に見つけた。持ち帰り、照明の角度を変…続きを読む
この時期の山は、鳥屋より蝶屋の方が多い気がする。梅雨時に順次発生するミドリシジミ(ゼフィルス)の採集や撮影が目的。食樹や時間によって見られる種が異なるのも、ゼフィルスファンにとって魅力なのだろう。 鳥仲間の一人が、この時…続きを読む
今年のホタルは数が多いように思う。昨年は撮影タイミングを逃したが、今年は晩酌を我慢して明るいうちから下見をして機材のセットアップを行って日が暮れるのを待った。8時を過ぎると奥の山すその暗いところがポツポツと点滅しはじめ、…続きを読む
久しぶりに竹野スノーケルセンターの磯を歩いた。目的は赤い太ももが魅力的なフタイロカミキリモドキ。トベラの葉にオスとメスを確認した。赤い太ももがオスで、赤い腹がメスである。この赤い部分の、雌雄の違いの秘密は、かつて記事に書…続きを読む
今年もラミーカミキリの季節を迎えた。いつもの峠道の路肩、カラムシの半分は刈払いされているが、残った山側のカラムシに最初の1匹を見つけたのが5月19日。その後、個体数はどんどん増えた行った。今年もTG-6を使ってラミーカミ…続きを読む
一年に一度だけ、この季節に訪れる砂浜。今年もハマヒルガオの花の中に、スナムグリヒョウタンゾウムシを見つけた。1匹だけだったが、ここで命をつないでいることが確認できただけで嬉しい。 同じタイミングで、海辺を通過して行くアサ…続きを読む