ノビタキの秋渡りがピークに達してきた。田んぼのあちらこちらで、ノビタキの小さな群れを見かける。なかなか近寄っては撮らせてくれないが、少し距離をおいて車内から観察するのが、この時期の野遊びの楽しみのひとつ。 2024.10…続きを読む
ノビタキ

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
ノビタキの秋渡りがピークに達してきた。田んぼのあちらこちらで、ノビタキの小さな群れを見かける。なかなか近寄っては撮らせてくれないが、少し距離をおいて車内から観察するのが、この時期の野遊びの楽しみのひとつ。 2024.10…続きを読む
河川や湿地でカモの数が増えてきた。北の繁殖地から越冬のために日本にやってくる。この時期のカモ、オスは地味な非繁殖羽から繁殖羽への移行期にあたり、メスに似た外観をしている。日本で越冬している間に、オスは美しい繁殖羽へと換羽…続きを読む
厳しい残暑もようやくおさまると、南に向かう渡り鳥たちの姿を見るようになる。ムナグロの4羽の群れ、ノビタキ、ノスリを確認した。ノスリはこれから次々とやってきて、冬の居場所を見つけて行く。 2024.9.23-29 D750…続きを読む
名残る暑さの海。往く夏を惜しむ人の影。波の打ち寄せる浜にはシロチドリとメダイチドリ。海辺の田んぼには渡りのノビタキが目立ちだした。 2024.9.16 D7500+VR300mmF4.0 3+
海辺の田んぼの休耕湛水田では、トウネン、クサシギ、ハマシギの混群が採餌を続けていた。 外海ではトウネンに出会った。数羽の群れで行動中だったが、幼鳥グループだろうと思った。トウテイラン、コマツナギ、ハマゴウにレンズを向けた…続きを読む
出石川の堤防国道沿いで、ミサゴが近い距離に止まっていた。兵庫県レッドリストAランク種であるが、豊岡盆地内ではその希少性を感じない。いつでも見られるので、レンズを向けることもないが、今回は近かったこともあり、久しぶりにミサ…続きを読む
海水浴の季節も終わり、海は再び静けさを取り戻した。ロングビーチにはシロチドリとミユビシギの群れ。南へ向かうシギチが通過してゆく季節を迎える。 2024.8.26 D500+VR300mmF4.0 4+
昨シーズン、兵庫県レッドリストAランク種のナゴヤサナエを初めて撮影したが、10月に入ってからのことで、活動時期のピークを過ぎていた。今シーズンは早い時期から、本種の行動を記録しようと準備に入った。まず、産卵場所へのアプロ…続きを読む
市内の人工巣塔のひとつ、3羽のヒナのうち1羽J0800の風切羽が抜けて、巣立ちできずにいた。(写真:7/22撮影) 8月5日、本個体の観察中のことである。巣塔下の畦道を農作業のトラクターが動き出したタイミングで、これまで…続きを読む
8月7日は立秋らしい。猛暑は容赦なく続いている。久しぶりに海に出てみる。湾内では水上バイクが爆音をたてて走り回り、そんなことにはお構いなしといった感じでウミネコが浮かんでいる。 外海は磯遊びの人たちが、それぞれの夏の海を…続きを読む