湿地の山際の道路沿い、カラムシが大きく成長したので、そろそろかなと立ち寄ってみた。予想どおり、たくさんのラミーカミキリが発生していた。温暖化とともに北上を続け、今ではすっかりこのあたりの普通種になった感がある。 初回は機…続きを読む
ラミーカミキリ

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
湿地の山際の道路沿い、カラムシが大きく成長したので、そろそろかなと立ち寄ってみた。予想どおり、たくさんのラミーカミキリが発生していた。温暖化とともに北上を続け、今ではすっかりこのあたりの普通種になった感がある。 初回は機…続きを読む
朝の林道、アカショウビンが遠くで鳴くくらいで、コルリやクロジの気配はなかった。何年か前もこの時期に聞いた、コノハズクの「仏法僧」の鳴き声がブナ林の稜線から聞こえた。 銚子ヶ谷の入り口で、ここでは初めての観察になるショウキ…続きを読む
ブナ林で、林道脇に車を停めてひと休み。しばらくすると、頭上でアカゲラの警戒声。この近くで営巣しているに違いないと引き続き車内で休憩していると、ピーピーピーとヒナの餌ねだりの声がすぐそばで聞こえる。 ひょっとしてと、車外に…続きを読む
林道を入ったところで電柱から飛んで、奥の遠い枝止まりのサシバ。頭が黒っぽいので精悍に見える。 路肩で採餌していたクロツグミが、自車の通過で飛んでガードレールへ。 ヤイロチョウが頭上で鳴いたので、スギの木を見上げてようやく…続きを読む
シラサギグループの中で最後に渡ってくるのがアマサギ。ようやく、自宅の近所の水田で群れを確認した。婚姻色の出た個体は目先が赤紫に染まって美しい。 2023..5.30 D7500+VR300mmF4.0 5+
高原のいつものポイントで、今年もウメガサソウが開花した。イチヤクソウの開花はまだ先。 2023.5.30 D7500+90mmMACRO, 10mmFE 3+
河口の砂浜にハマヒルガオが咲く季節。恒例、この時期限定の虫探しに出た。ハマヒルガオの花を一つずつ見て行く作業は骨が折れる仕事だけど、この虫を見つけたときの喜びには代えられない。スナムグリヒョウタンゾウムシ、今年も3個体を…続きを読む
前年とまったく同じ山麓の電線に、今年もブッポウソウのペアがやってきた。稜線に並ぶ立ち枯れのどこかで、営巣するのだろうか。今回の遭遇では、ペアの確認が終わった直後、1羽が山に入ってしまって見失った。残った1羽がしばらく電線…続きを読む
5月後半、ヤイロチョウの囀りが聞こえるようになった。渡来直後で、営巣場所を求めてうろうろしている段階だろう。高い枝の木陰で、声は近く聞こえるのに、姿はさっぱり見えない。ようやく遠くに姿を認め、ピンボケ証拠写真を残す。 図…続きを読む
昨シーズンは縁がなかったアカショウビン。今シーズンは前週から山でさえずりを聞くようになり、繁殖に入る前のアカショウビンに運良く出会うことが叶った。2羽で鳴き交わしていたので、繁殖ペアだろう。後ろ姿でチラっと見える水色の羽…続きを読む