タイミングよく、満開のサクラスミレに出会えた。10日ほど前にはまったく気配がなかったススキ野のあちこちで、ぼってりした大振りの花を咲かせていた。 ヒゴスミレはすでに終わっていたが、日陰の一株に花が残っていた。 アケボノス…続きを読む
サクラスミレ満開

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
タイミングよく、満開のサクラスミレに出会えた。10日ほど前にはまったく気配がなかったススキ野のあちこちで、ぼってりした大振りの花を咲かせていた。 ヒゴスミレはすでに終わっていたが、日陰の一株に花が残っていた。 アケボノス…続きを読む
廃村に大きな群落を作るクリンソウを訪ねた。やはり今年は開花が早い。いつもクリンソウと同時観察するジギタリスはまだ葉を広げたまま。 ショウキランの沢は前日の雨で水量が多く、水中花と化した蕾を観察した。もうすぐ開花だろう。 …続きを読む
河原のヨシ原では、オオヨシキリがあちこちでにぎやかにさえずり続けている。ときどき、カッコウと思われる杜鵑(とけん)類の鳥が、ヨシ原から飛び出すことがあるが、山で「カッコウ」と鳴く前に、オオヨシキリの巣に托卵という大仕事を…続きを読む
GW連休明け、盆地内の水田に水が張られだした。代かきがあちこちで始まり、田植えが始まり、いよいよ田んぼが始まる。そんな時期に、こそっと湛水田を利用して行く渡り鳥がいる。今回見つけたのはアカエリヒレアシシギ。舌を噛みそうな…続きを読む
タイトル通り、3種のランを夕暮れ近くの渓流沿いで観察した。ギンラン、キンラン、エビネ。なかでも、ギンランの自生地は年々消失しており、大切に守りたい場所である。タジマタムラソウも開花し始めた。 2023.5.4 D7500…続きを読む
高原のヒゴスミレを訪ねた。ちょうど絶好の開花のタイミングで出会うことができた。スミレの中ではユニークな存在で、白いぼってりした花と、キクのような葉が特徴。このあたりでは限られた場所でしか見られない。 以下、同じエリアで観…続きを読む
新緑の季節にいつもの渓谷を訪ねた。目的の花を見つけてはしゃがみこみ、通常のコースタイムの倍以上の時間をかけて、ゆっくりと春の渓谷の花を楽しんだ。 2023.4.28 D7500+90mmMACRO, 10mmFE 3+
神鍋周辺の春の花を訪ねて、のんびり散策してみた。 2023.4.23 D7500+90mmMACRO 4+
森に入るとあちこちからキビタキのさえずりが聞こえてくる。ピッコロ・ピッコロ、ときにはツクツクボウシのような鳴き方もする。黄色と黒の美しい夏鳥。学名Ficedula narcissinaは、スイセンの英名narscissu…続きを読む
湾内でシマアジを見つけた。採餌の田んぼから飛び立ったヒドリガモの群れの中に、1羽だけ白いのが見えたので、着水してから探し当てることができた。たいがい、コガモの移動群の中に紛れ込んでいることの多いシマアジ、今回はヒドリガモ…続きを読む