林道に秋の気配

9月も半ばに差し掛かり、山の秋の気配を見に林道を走った。アケボノソウは開花し始めたばかり。オタカラコウやツリフネソウが目立つようになった。ツリフネソウは、赤白黄の三色が揃った観察ポイントで、今年も見頃の様子をチェックする…続きを読む

コウノ撮り2

8月終わりの盆地内のコウノトリのレンズを向ける。野上堤外では、野上巣塔の幼鳥が母親に甘える様子を観察。伊豆地区では野外個体最年長J0296♀22歳と出会った。296が何歳まで生き抜いてくれるのか、注目の1羽である。 20…続きを読む

晩夏の高原

8月終わりの高原、秋の花にはまだ早いが、ススキ野にナンバンギセルの様子を見るのを目的に歩いてみた。ようやく1ヶ所でナンバンギセルの開花を確認したが、広域にわたってススキ野の草刈りが実施されており、以前のような生息環境は失…続きを読む

秋渡り始まる

海では、シギチドリの秋渡りの初群がぼちぼち見られるようになった。ひと気の去った砂浜を、潮騒を聞きながらひとり歩けば、晩夏のセンチメンタルが胸にせまる。 2023.8.23,28 D7500+VR300mmF4.0 4+

処暑の頃

残暑は厳しく、処暑を迎える頃になってもなお、猛暑日が続いている。標高の高い林道に逃げ込み、沿道の草花をゆっくり見て回る。先だっての台風7号の爪痕が残っており、この日も、重機が林道整備にあたっていた。秋の花には少し早く、中…続きを読む

サギソウ

季節になったので、植生保護柵に囲まれた里山湿地のサギソウの様子を見てきた。訪れるたびに、植生の遷移が著しく、特にアカマツの成長でかつての湿地の雰囲気は失われている。それでも30株ほどのサギソウの開花を確認できた。ハッチョ…続きを読む

コウノ撮り

通りすがりの野上地区の刈田で、すぐ近くの野上巣塔から巣立ったばかりと思われる幼鳥1羽が採餌歩行しているのを見つけた。本年度より、足環の形状が変更になり、黒一色の長いリングに白文字で個体番号が印字されている。これまでのカラ…続きを読む