GW連休明け、盆地内の水田に水が張られだした。代かきがあちこちで始まり、田植えが始まり、いよいよ田んぼが始まる。そんな時期に、こそっと湛水田を利用して行く渡り鳥がいる。今回見つけたのはアカエリヒレアシシギ。舌を噛みそうな長い名前の、シギの中でもユニークな存在。チドリ目ヒレアシシギ科に属し、主に海岸沿いを渡って行く旅鳥。ときどき、今回のような迷行個体がぽろっと出る。漢字で赤襟鰭足鴫。
今回の1羽は夏羽オスと思われる。本種はメスの方がきれいな色をしている。少しもじっとせず、動き回って渦で水面に上がってくる小魚やプランクトンを捕まえる。
少し離れた畔には、イソシギ2羽をみかけた。磯だけでなく、内陸でも普通に見かける。
2023.5.7 D7500+VR300mmF4.0
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