スナムグリヒョウタンゾウムシ

河口の砂浜にハマヒルガオが咲く季節。恒例、この時期限定の虫探しに出た。ハマヒルガオの花を一つずつ見て行く作業は骨が折れる仕事だけど、この虫を見つけたときの喜びには代えられない。スナムグリヒョウタンゾウムシ、今年も3個体を確認し、うち2匹は交尾中の雌雄ペアだった。残念ながら交尾シーンは撮り損ねたが、ペアの記念写真を撮らせてもらった。

スナビキソウにはアサギマダラが来ていた。今回の観察で気づいたことは、アサギマダラは開花したスナビキソウの白い新鮮な花を訪れる以上に、花の終わった茶色い花株や、枯れて砂にゴミのように倒れているスナビキソウに止まることだった。調べてみると、アサギマダラのオスが出すフェロモンの生成に、枯れたスナビキソウが出すエキスが有効なのだそうだ。なかなか興味深い観察となった。

2023.5.26 D7500+VR300mmF4.0, 90mmMACRO, TG-6

3+

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です