高所湿原にトキソウを訪ねた。一箇所で10株ほどが開花しており、全開した株は美しい。地元の里山湿地では、今シーズンのトキソウは確認できなかった。 湿原から高原へ移動。散策道を歩きながら、主に粘菌探しに注力した。生木の落ちた…続きを読む
トキソウのち粘菌のち一色黄紋

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
高所湿原にトキソウを訪ねた。一箇所で10株ほどが開花しており、全開した株は美しい。地元の里山湿地では、今シーズンのトキソウは確認できなかった。 湿原から高原へ移動。散策道を歩きながら、主に粘菌探しに注力した。生木の落ちた…続きを読む
イッシキキモンカミキリのポイント、今回は3匹の個体をカウントした。しかし、いずれの撮影も望遠レンズで高い枝先を狙ったもので、目の前でマクロ撮影というタイミングには遭遇できていない。飛び立ちもの1シーンを、かろうじて記録で…続きを読む
海水浴前の箱石海岸で、この時期の海浜植物を少し見てきた。ユウスゲは咲きはじめており、夕暮れ時には開花する株もあるだろうが、多くはまだ蕾を膨らませた段階。これからが本格的なユウスゲの季節。 但馬海岸では珍しいキク科のカセン…続きを読む
今年も同じクワの木の葉に、イッシキキモンカミキリ1匹の発生を確認した。上の方に止まっているのを、双眼鏡で丁寧に探して見つけた。黒と黄のツートンカラーは、ハチに擬態しているといわれている。正面から見ると、なるほど、カミキリ…続きを読む
カラムシが大きく育ち、虫たちの食痕で傷んできた。発生初期の頃にくらべ、ラミーカミキリの個体数も減ってきた感じである。 TG-6のプリキャプチャー機能を使って、飛び出しものからさらに進んで、空中飛びものを撮ろうと何度もチャ…続きを読む
粘菌友の会のI氏が見つけた今期初のジクホコリ、残置されたものを後日撮影させてもらった。 2日後、雨上がりの晴れの日。同じポイントを捜索して、一箇所で新鮮な子実体の群落を見つけた。子嚢はまだはじけておらず、形も小さく、色も…続きを読む
久しぶりに3馬鹿Y氏と遊んだ。リタイア後は米作りに勤しんでおられて、顔の色は以前にもましてずず黒い。早朝の連絡でアカダマキヌガサタケが出たことを知り、自宅近くの畑地にお邪魔した。出たての1本を撮影させてもらう。マクロと魚…続きを読む
兵庫県レッドリストAランクの希少種ヒヌマイトトンボの、今シーズの発生を確認してきた。数はまだ少なく、オレンジ色のメスはすべて未成熟個体。オスのライムグリーンの斑点が美しい、日本海側ではここにしかいないという希少種。7月2…続きを読む
高原に初夏の花を訪ねた。ウメガサソウはもうほとんど終わり。同じ場所に咲くイチヤクソウも、花びらを落としたものが多かった。季節は思いがけず早く過ぎ去って行く。ウツボグサがあちこちで目立つ。クララやカワラナデシコが咲き出した…続きを読む
前年に引き続き、同じポイントでイワギリソウを見てきた。荒れ放題の林道をジムニーでなんとか上る。これまでとは別の岩壁に、イワギリソウの群落があるのを確認できた。年1回の恒例行事だが、これからも観察を続けて行こうと思う。 2…続きを読む