高所湿原にトキソウを訪ねた。一箇所で10株ほどが開花しており、全開した株は美しい。地元の里山湿地では、今シーズンのトキソウは確認できなかった。
湿原から高原へ移動。散策道を歩きながら、主に粘菌探しに注力した。生木の落ちた枝に、カタホコリの仲間が着いているのを見つけて興奮。肉眼でみると、地味なツブツブでしかないのに、光を当ててマクロレンズで覗くと、石灰質のキラキラが輝いて、まことに美しい。カタホコリは初めての観察種。
帰りにイッシキキモンカミキリのポイントに寄り道。ラッキーなことに、目の前の低いクワの木の葉に、イッシキキモンカミキリが飛んできて止まった。今シーズン初の、マクロレンズによる接写が叶った。アップで見ると、頭から胸にかけて、上面は毛深いことがわかる。
2023.7.7 D7500+90mmMACRO, TG-6
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