山はツリフネソウの季節である。群生地は美しい。 赤紫色のツリフネソウの花に混じって、薄いピンクの花が混じっている。私はこのピンクのツリフネソウを、今回初めて観察した。 赤紫色の花と薄ピンクの花は同じツリフネソウで、品種レ…続きを読む
8月 2022
ソライロタケ
昨年観察した同じ竹藪に入って捜索。前日の雨が上がった午後、キノコの発生には好条件。「予感」どおり、竹藪の中にソライロタケを見つけた。全部で10株ほどはあっただろう。発生直後の新鮮なソライロタケは美しかった。LED照明で演…続きを読む
高原は秋の気配
鉢高原に秋の花の様子を伺いに立ち寄った。気温はまだ高いものの、高原の秋は確実に近づいており、秋の花が開花の準備に入っている。 2022.8.23 D7500+90mmMACRO 4+
晩夏
水田の中にポツンと空いた休耕地。適度に湿ってコウノトリやサギの餌場となっている。旅の途中のタカブシギも立ち寄っていた。 加陽湿地で伊豆巣塔の幼鳥と出逢った。両足対称の青緑の足輪が爽やかで印象的。近くで母親で野外最年長の1…続きを読む
サギソウ
里山湿地のサギソウを今年も見てきた。10株ほどの開花を確認したが、植生保護柵で囲われた湿地は、動物たちによる自然撹乱を受けずに、草ぼうぼうの状況。サギソウの食害は免れても、湿地の保全という観点からは今後改善が求められよう…続きを読む
立秋を過ぎても
気づけば、田んぼの色が緑から黄緑に変わってきた。連日の猛暑が続いている。8月7日の立秋が過ぎても、とても残暑という気分ではない。 田んぼの路肩では、ツマグロキチョウが集団吸水に集まっていた。車が通り過ぎるたびに、黄色い紙…続きを読む
林道でクマの親子と遭遇
林道がダートからアスファルトに変わる右コーナーで、ロードミラーの端っこに黒い影がチラっと見えた。ひょっとしたらクマかもしれないと、コーナー手前でスピードを落とし、ゆっくりハンドルを切った。いた! しかも、小さな仔熊を連れ…続きを読む
オオナンバンギセルとナツエビネ
鉢伏山30分コースを登る。暑い、きつい。で、ヘロヘロになりながら最後の登り。登山路の脇に、目的のオオナンバンギセル2株を見つけた。開花前の株であったが、8月のこの時期に早くも確認できたことに満足。最後の登りからピークのト…続きを読む
独り立ちの季節
朝の六方田んぼ、電柱にハヤブサ若が止まっていた。今年、海岸の断崖から巣立った1羽だろうか。顔つきも鋭さを備えて、いよいよ一人前の狩人として試練に立ち向かうのだろう。 翌朝、同じ電柱列にハヤブサ成鳥オスが止まっていた。子供…続きを読む