植物の先生が8月終わりに開花を確認していた、キュウシュウコゴメグサ(ハマウツボ科コゴメグサ属)を見てきた。毎年、同じポイントで咲くのが嬉しいが、逆に言えば、この自生地が破壊されるとあっけなく消え行く運命でもある。キュウシ…続きを読む
コゴメグサとアケボノソウ

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
植物の先生が8月終わりに開花を確認していた、キュウシュウコゴメグサ(ハマウツボ科コゴメグサ属)を見てきた。毎年、同じポイントで咲くのが嬉しいが、逆に言えば、この自生地が破壊されるとあっけなく消え行く運命でもある。キュウシ…続きを読む
海辺の田んぼの休耕湛水田では、トウネン、クサシギ、ハマシギの混群が採餌を続けていた。 外海ではトウネンに出会った。数羽の群れで行動中だったが、幼鳥グループだろうと思った。トウテイラン、コマツナギ、ハマゴウにレンズを向けた…続きを読む
氷ノ山林道の植物観察2回目。少し季節が進んで、今回は3色のツリフネソウを目的に探索。普通の赤紫の花のツリフネソウ、その中に混じって白い花のシロツリフネ。キツリフネは単独で咲いているが、盛りは過ぎている。例年だと渓流沿いに…続きを読む
昨シーズン、兵庫県レッドリストAランク種のナゴヤサナエを初めて撮影したが、10月に入ってからのことで、活動時期のピークを過ぎていた。今シーズンは早い時期から、本種の行動を記録しようと準備に入った。まず、産卵場所へのアプロ…続きを読む
年一回の恒例行事、今年も里山湿地でサギソウの開花を確認してきた。植生保護柵の中は年ごとにアカマツの幼木が繁茂し、下草も伸び放題で移動もままならない。シカの代わりに人による湿地管理が必要だが、それもなかなか手が入らない。 …続きを読む
オオナンバンギセルの開花を確認した。ちょうど見ごろの群落を撮影してきた。里山周辺でみかけるナンバンギセルにくらべ、ぽってり感があって見ごたえがある。 以下、アプローチで見かけた植物などの写真。 以下2枚は前日8/19に今…続きを読む
この時期の目的を持って氷ノ山林道を走る。途中、法面の工事中の区間があるので注意。ヒヨドリバナにはアサギマダラが吸蜜に来ていた。ウバユリも開花。先日別の場所で観察したギンバイソウも、この林道沿いでみられる。やはりヨツスジハ…続きを読む
朝の涼しい時間帯に鉢伏山を往復する。最後の望みを持って昨年咲いていたあたりを注意深く探すが、ついに見つけることができず。カキランはこのコースから絶滅した模様。ススキの根本をかき分けて、オオナンバンギセルの赤ちゃんを見つけ…続きを読む
夕方近く、海沿いの花を見て回った。フウランは盛りが過ぎた頃で、黄色く変色した花が目立った。しかしながら、いつもの季節にいつもの場所に咲く花を見る楽しみは変わらない。 西に移動して香美町のユウスゲの自生地を尋ねる。こちらは…続きを読む
ギンバイソウを観察してきた。渓谷の斜面に、クサアジサイと共に、白い花を咲かせている。ギンバイソウの花はシベの無い装飾花と、シベのある両性花の二種類の花をつけるのがアジサイ科らしい。シカ食害で、残された自生地はわずかである…続きを読む