刈田に旅のチュウジシギが目につく。存在に気づくことなくアプローチし、真横から「ジェッ」と鳴いて飛び立たれて初めて、その存在に気づくことがほとんど。じっくり向き合って撮影するのが難しい相手である。畦道からチュウジシギよりさ…続きを読む
虫・クモ
我が家のタマムシ
盆頃から我が家の庭でタマムシの出現回数が増加。大きく成長したケヤキが産卵場所になっている様子。 2階のベランダで作業をしていると、ブーンと大きな羽音で近づいてくる昆虫に警戒。ハチかと思って構えたら、十文字飛翔でタマムシが…続きを読む
サギソウ1輪
少し早いことは承知していたが、誕生日の今日、ひょっとしたら1輪くらい咲いているかもと、植生保護柵に囲まれた里山湿地に入った。通り雨の後で湿度の高い湿地を見て回る。新鮮なサギソウの花が1輪、雨粒をのせて静かに佇んでいた。素…続きを読む
7月終わりの山
ソバナ、カワミドリなど、夏の花を見ながら林道を上がる。 湿った路面には、ミヤマカラスアゲハが集団で給水におりている。ヒヨドリバナには複数のアサギマダラが訪れていた。巣立ちビナを連れた家族だっただろうか、4羽ほどのアカショ…続きを読む
オオキンカメムシとウスバキトンボ
ユウスゲの花に、赤い虫が飛んできて止まった。ハチかと思って望遠レンズで覗けばオオキンカメムシだった。カナブンほどの大きな体で、橙色に黒斑という目立つ光沢のある体色。腹の下面や頭部はサファイヤ系のキラキラ。何とも美しいカメ…続きを読む
朝のカラムシの葉の上で
道端のカラムシは、今のところ除草を免れてよく茂っている。この植物はラミーカミキリをはじめ、多くの虫たちに人気があるようで、いろいろと集まってくる。 ラミーカミキリのメスはオスより大きく体色も黄味がかる。オスがメスに近づき…続きを読む
イッシキキモン
昨年は結局出会えずじまいだったイッシキキモンカミキリと、今シーズンは7月最初の日に再会できた。 黒と黄の2トーン、朝観察したキビタキと同じだなと思って見た。 2021.7.1 D7500+VR300mmF2.8, 90m…続きを読む
粘菌生活
粘菌に興味を持つ仲間がまわりで増加中。そんな影響もあって、花の無い今の季節のフィールドワークで、粘菌の魅力にハマりつつある。朽木や落ち葉をひっくり返して、粘菌を見つけたときの喜びは、宝探しの面白さに通じる。胞子を顕微鏡下…続きを読む
アリグモ
ラミーカミキリのポイントで観察中、クロヤマアリっぽい大型のアリが葉の上でウロウロしていた。ひょっとして? やっぱりハエトリグモだ。アリグモという名の、見たまんまの蜘蛛である。 上から見ると腹部に模様がある。アリに擬態して…続きを読む
エゾミドリシジミ
15時後半のカシワ林、キマダラルリツバメを待つ間にテリ張りを始めたゼフ。活動時間帯と翅の模様からエゾミドリシジミと思われた。 結局キマダラルリツバメは現れず、ついでに18時まで粘って発生確認をチェックしたハヤシミドリシジ…続きを読む