加陽水辺公園にフジバカマの植生保護エリアがある。国交省や地元の方々の協力で、ここで希少種が守られている。開花の最盛期は過ぎた感があるが、この場所に立つと、フジバカマの芳香に癒やされる。南への旅を続けるアサギマダラのオアシスでもある。たくさんのアサギマダラが吸蜜に寄ってきていた。
上の写真は望遠300mmで離れての撮影。こういう写真は誰でも簡単に撮れるし、面白みに欠ける。
レンズを10mm魚眼に換えてアサギマダラにアプローチ。旅のアサギマダラ、夏に地元の山で出会うアサギマダラに比べ、ずいぶん警戒心が強い。吸蜜中にそろっと近付いても、すぐに飛んで逃げられる。飛翔中を追いかけながら、なんとかマシなカットを上げておく。難しいけど、フジバカマとアサギマダラの関係性が読み取れる写真にはなったと思う。
2021.9.26 D7500+VR300mmF2.8, 10mmFE
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